現在求職中・転職を考えている方の中には、職業訓練に興味を持っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
「職業訓練を受ければ、お金をもらいながら資格が取れるって本当?」「未経験から本当に転職できるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんね。
私は半年間、月10万円の給付金を受給しながら、自宅で通信教育(eラーニング)の職業訓練校に通いました。
現在はWeb運用の会社に勤めています。結論から言うと、eラーニングにして本当に良かったです。
職業訓練は、正社員での就職を目指している方や、スキルアップを目指したいという方にぴったりの制度です。
この記事では、職業訓練(ハロトレ)を受けるメリット・デメリット、
中でもリモート授業のe-Learning(イーラーニング)について詳しく解説します。
あなたのモヤモヤが少しでも晴れますように!
ハローワークの職業訓練(ハロートレーニング)とは?
そもそも職業訓練ってなんだろう?
簡単に言うと、求職者が給付金を受給しながら、無料で学べる学校のことです!
住んでいる地域のハローワークにて相談し、選考や面接を受けた後、受講することができます。
無料となると「講義の質が高くないのでは…」と思う人もいるかもしれません。
しかしそういったことはなく、私が通ったスクールは、一般には有料で提供されているカリキュラムでした。
有料級のカリキュラムを無料で受講できるため、民間のスクールよりもお得な制度です。
職業訓練にはいくつかの種類がありますが、今回は給付金を受給しながら学べる
「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」について詳しく解説していきます!
公共職業訓練:雇用保険(失業手当)をもらっている人向け
公共職業訓練は、ハローワークが直接実施する研修です。
厚生労働省が策定した研修カリキュラムに基づいて実施され、受講生は職業訓練校に通学して研修を受けます。
教材費は実費でかかるものの、それ以外は無料で訓練を受けることができます。
公共職業訓練は、訓練中は失業保険をもらいながら職業訓練が受けられます。
雇用保険を納めてない方、失業保険の給付が終了した方などは対象外です。
失業保険の対象外でも、ハローワークが認めた方であれば
給付金なしの訓練で良ければ受けられますよ!
訓練延長給付金
訓練期間中に失業保険の給付期間が終わる場合でも、失業保険の給付を延長することができます。
経済的に不安を抱えずに安心して職業訓練を受けられますね!
求職者支援訓練(求職者支援制度に基づく認定職業訓練)
:雇用保険(失業手当)を受給できない求職中の人向け(受給中の人も受講可能)
失業保険を受けることができない人でも受けられる訓練を「求職者支援訓練」といいます。
具体的には、パートや派遣社員の方や、正社員として勤務していたものの短期間で離職してしまったなどの理由で
雇用保険の給付を受けられなかった方が対象です。
職業訓練と同様、教材費は実費でかかるもののそれ以外は無料で訓練を受けることができます。
求職者支援訓練は、ハローワークが認定した民間の職業訓練機関が実施する研修です。
求職者支援訓練は、本人や世帯全体の収入、金融資産が一定額以下などの支給要件を満たす場合には、
コースの終了まで給付金(生活の支援金)をもらいながら訓練が受けられます。
職業訓練受講給付金を受けるには、以下のような条件を満たす必要があります。
- 本人収入が月8万円以下
- 世帯収入が月25万円以下
- 世帯の金融資産が300万円以下 など
申し込みの際は支給条件を確認するようにしましょう!
職業訓練中の休みや遅刻・早退による給付金の支給について
職業訓練中に休みや遅刻・早退があった場合、給付金の支給に影響を及ぼす可能性があります。
研修日数や研修時間が基準を下回る場合には、支給金の割合が減額されたり、支給の対象外になることもあります。
研修中のスケジュール管理には注意が必要です。
通学orオンライン(e-Learning) 職業訓練
公共職業訓練・求職者支援訓練ともに、
通学のコース・自宅にいながら受講できるオンラインの職業訓練があります。
オンラインの職業訓練校(e-Learning/イーラーニング)はインターネットを通じて受講できる研修です。
家庭の事情などで通学が難しい方や、遠方に住んでいる方でも参加することができます。
特に事情のない方でも、通いたいコースがe-Learningにしかなければ申し込みできますよ!
給付金の支給の可否は、通学・オンラインともに同じ基準です。
学びたいコースによっては在宅で受講できるんだね!
どんなコースがあるの??
職業訓練のコース一例
職業訓練校にはさまざまなコースが存在し、これらは地域や学校によって異なります。
以下は一般的な職業訓練校で提供される可能性のあるコースの一例です。
具体的な情報はハローワークや各教育機関に直接確認してみて下さいね。
情報技術関連コース
- プログラミング
- ウェブ開発
- Webデザイン・マーケティング
ビジネスと管理
- 事務管理
- 会計
- プロジェクト管理
製造業および技術系コース
- 機械加工
- 電気工学
- 自動車整備
医療関連コース
- 看護助手
- 医療事務
- 薬剤師補助
- 歯科助手
建築・工業関連コース
- 建築設計
- 建設管理
- 電気工事
- 配管工事
美容・ファッション関連コース
- 美容師
- 美容治療
- ネイリスト
観光・ホスピタリティ関連コース
- ホテル管理
- 観光ガイド
- 料理および調理
言語学習および通訳コース
- 外国語学習
- 通訳技術
環境およびエネルギー関連コース
- 再生可能エネルギー技術
- 環境管理
農業および農村開発コース
- 農業経営
- 農業技術
あくまでも一般的な例であり、地域や学校によって提供されるコースは異なります。
また、需要の変化や技術の進歩に伴い、新しいコースが追加されることもあります。
私がリモートで通った職業訓練校:e-Learningって何??
eラーニングは、自宅にいながらオンラインで学ぶことができる職業訓練のことです!
私は職業訓練校の求職者支援訓練の中から、DXアップ(ディーエックスアップ)という教育機関の
【初心者OK Web担当・ウェブマーケター・DX人材育成実践科(eラーニング)】コースを受講しました。
eラーニングでの職業訓練は、通学が難しい方や働きながら学びたい方、遠方にお住まいの方など、
さまざまな方々に向けて提供されています。
特に、現在パートやアルバイトをしている方や忙しい主婦の方々にとっては、
通学する時間を節約できるため、非常に便利です。
大雪の日、台風の日…外出しなくて良いならどんなに良いだろう!
e-Learning対象者について
職業訓練に申し込むためにはまずハローワークへ行き、職員の方と相談しなければいけません。
その際に職員の方から「eラーニングのコースは、通学できない事情がないと申し込むことはできません」と言われることがあるかもしれません。しかし諦めないでください!
私は「学びたいコースがeラーニングにしかない!このコースに通いたいんだ!」
ということを職員の方に伝えて、申し込むことができました。
通学不要!在宅で職業訓練
eラーニングでは、パソコンやスマートフォンを使って自宅や好きな場所で学ぶことができます!
通学の必要がないため、通学にかかる時間や費用を削減できます。
また、自宅で学ぶことで、自分のペースで学習することができるため、ストレスなく学ぶことができます。
しかし、そのぶんスケジュールを全て自分で管理する必要があります。
サボりすぎたら授業についていけなくなるので、注意です!
e-Learning職業訓練にはどんなコースがある??
e-Learningコースでもさまざまな分野のコースが提供されていますが、web・ITのスキルが多い印象です。
例えば、webデザイン等のITスキルを身につけるコースや、経理・簿記系のコースなどがあります。
- 初心者OK Web担当・ウェブマーケター・DX人材育成実践科(eラーニング)
- 初心者OK Webデザイナー・Web制作・Webマーケター養成科(eラーニング)
- 経理基礎科(eラーニング)3
- 初めてのAI、Excel,Word,PowerPoint実践科(eラーニング)
- 地域で活躍できる!広報担当者養成科(eラーニング)
- Java・Pythonプログラミング科(eラーニング)
- DX人材として活躍できる事務担当者養成科(eラーニング)
- WEBアプリ開発科(eラーニング)
- 未経験からはじめるグラフィックデザイン・PC実践科(eラーニング)
- 初歩からはじめるWebクリエイター実践科(eラーニング)
- eラーニングで学ぶ簿記・FP基礎コース
- 中国語医療通訳案内士育成科(eラーニング)
ちゃんと説明会や見学会もあるので、
自分の興味や希望に合わせてコースを選ぶことができますね!
e-Learning職業訓練校:DXアップはこんなところでした
私は求職者支援訓練で給付金を受けながら、DXアップ(ディーエックスアップ)という職業訓練校を半年間受講しました!
DXアップは、webマーケティング・Webサイト制作・デザインなど、幅広いスキルを学ぶことができます。
初心者でもわかるように、いつでも何回でも講義の動画を見返せるようになっていました。
DXアップでは、専任の講師から的確なフィードバックがありました。学習の進捗状況や理解度を確認し、自分の成長が実感できます。
また、DXアップでは、就職支援も行っています。就職活動に必要な履歴書の書き方や面接の受け方など、就職についてのサポートも受けることができます。 私がDXアップで受講した結果、未経験ながらIT業界での就職が実現しました。
e-Learningコースは自宅で学ぶことができる便利な方法ですが、
しっかりと学び、成果を出すことが大切です。
通ってわかった!職業訓練のメリット・デメリット
この章では一般的なメリットデメリットに加え、職業訓練に通ってみてわかったメリットやデメリットについて紹介します。
職業訓練のメリット6つ
職業訓練のメリットを以下の6つにまとめました。
- 授業料が無料(テキスト代等は必要)
- 訓練受講中は給付がもらえる。
- 勉強できる環境が整っている。
- 就職サポートが手厚い(紹介・面接対策)
- 仕事内容がある程度わかる
- 規則正しい生活になり、社会との関わりが増えるのでメンタル面が安定する。
詳しくお話しします。
- 授業料が無料(テキスト代等は必要)
-
やはり、まず無料で学べるというのが最大のメリットだと思います!
ただし、一部テキスト代等は自己負担となります。だいたい1万円前後のところが多いです。
「長期高度人材育成コース」では、受講期間が1〜2年間と長いので、5万円〜10万円程度かかるようです。私が通ったDXアップは教材費に一円もかかりませんでしたよ!
- 訓練受講中は給付金がもらえる。
-
失業給付を早めに受け取れ、(給付制限3カ月であっても、訓練が始まればその時から受給できる)
失業給付金を延長給付されることがあります。(失業給付期間が終わっても訓練中はもらえる)
2km以上ならば交通費も受給できます。
- 勉強できる環境が整っている。
-
独学より効率よく学べる…分からないところが出てくれば、その場ですぐに先生に教えてもらえます!
曖昧にしたまま先に進んでしまうと、そのうち壁にぶつかりますし、勘違いしたまま覚えてしまうという最悪な事態も防げます。
現場に詳しい先生なら、型通りの知識だけではなく、より実践的な手法を教えてくれるので嬉しいです!
人の失敗から学べる…訓練校では色んな人たちと一緒に授業を受けるので、自分はつまづかなかった問題でも、他の人が失敗をしてくれることで、そういう可能性があることを知ることが出来ます。
就職して実際の現場に立てば、予想外の問題が起こることもありますよね!
問題の解決法をたくさん知っておけるというのはとても良いことだと思います。 - 就職サポートが手厚い(紹介・面接対策)
-
求職活動の支援も受けることができ、履歴書や面接対策などのトレーニングを行うことができます。
万全のサポートで、「採用面接が苦手」「初めての就活で不安」という方も安心できますね。
一人で就活するよりは、就職しやすくなると思います!すごく寄り添ってくれて、心強かったな…
- 仕事内容がある程度わかる
-
実務に即したカリキュラムや授業内容により、業界のニーズに合わせたスキルを習得できます。
企業側も職業訓練校出身者を好印象とし、実務経験や資格取得の意欲を評価する傾向があります。 - 規則正しい生活になり、社会との関わりが増えるのでメンタルが安定する。
-
仕事を辞めて無職になると、昼夜逆転したり、ダラダラと過ごしてしまったり不規則な生活になりがちです。
職業訓練に通うことで、規則正しい生活習慣で過ごすことができます。
通学が必要なコースは、平日9時~16時頃までのところが多いようです。
遅刻や欠席等は、証明書がない場合は給付金にも影響するようですし、何よりその日の授業がわからなくなってしまうのではないでしょうか。
必然的に体調(健康管理)にも気を遣う様になりますね。
また、人と接するのでコミュニケーション能力が上がります。
通学タイプの職業訓練は、月曜日~金曜日の朝から夕方までみっちりおこなわれます。つまり、朝起きて学校に行き、夕方帰ってきて夜は寝る、といった規則正しい生活が自然とできるわけです。
また、職業訓練は、土日祝日は完全休み、お盆休みや正月休みも暦通りにあります。
これらの点から、職業訓練校は就職を目指す方にとって
有利な選択肢だと思います!
職業訓練のデメリット4つ
一方で、職業訓練には以下のようなデメリットも存在します。
- 通学タイプのスクールは、通うための時間や交通費がかかる場合がある
- 学習内容や進度が個人に合わないことがある
- スケジュールが結構タイトだったりする
- 実務経験にはならない
詳しく解説していきます。
- 通学タイプのスクールは、通うための時間や交通費がかかる場合がある
-
学校が自宅から2キロ以内の場合、交通費は支給されないようです。
私はe-Learningのコースだったので、通学の時間もどうしても気になってしまいます。通いたいコースが通学だった場合、時間がかかってしまうのはしょうがないことなのですけどね…
- 学習内容や進度が個人に合わないことがある
-
職業訓練校では、仕事に必要な専門的な知識やスキルを学びます。
そのため、「実際に勉強してみたら思っていた以上に難しい」と感じたり、「授業が進む速さについていけない」と焦ったりすることもあるかもしれません。
また、職種によっては、力仕事や数字、パソコン、文書作成など、自分にとっての苦手分野にぶつかる可能性があります。
授業中にわからないことや気になることがあれば、その日のうちに講師に質問をして、解決しておきましょう。 - スケジュールが結構タイトだったりする
-
職業訓練校のカリキュラムは、非常にタイトなスケジュールだそうです。平日は、中学校や高校のように、午前から午後まで授業が詰まっています。ここで、職業訓練校の一日の例を紹介します。
時間 内容
8:45 職業訓練校に到着
9:00 授業開始 ※1コマ50分+休憩10分
9:00 授業(1時間目)
10:00 授業(2時間目)
11:00 授業(3時間目)
11:50 昼休み
12:40 授業(4時間目)
13:40 授業(5時間目)
14:40 授業(6時間目)
15:30 授業終了
16:00 講師に質問、クラスメイトと会話をして帰宅
通学タイプの職業訓練校に通学している期間は、日中の授業や実習はもちろん、
自宅での予習復習やテスト勉強などで、常に忙しい状態が続くでしょう。
仕事をしていない状態であっても多忙になることを理解したうえで受講しましょう。
- 実務経験にはならない
-
職業訓練はあくまでも仕事に必要な知識やスキルを身に付ける場所です。
そのため、採用試験の時に「実際に仕事で使ったことがある」「即戦力で働ける」と語ることはできません。
ただし、会社によっては、職業訓練を受講していた人を「意欲がある」と評価することもあります。
応募書類や採用面接で「何について○時間勉強し、現時点でどのようなことができる」「学んだことを、○○のような場面で活かしたい」と伝えられれば、自己アピールにつながりやすいでしょう。
「こんなはずじゃなかった!」と後悔しないためにも、
デメリットはしっかり確認しておきましょう。
e-Learningのメリット
職業訓練のメリット6つの他にも、e-Learningならではのメリットをご説明します!
- 通学不要!在宅で学ぶことができる
-
これにつきます。これがほんとにありがたい。時間や場所に制約されず、自分のペースで学習が進められます。
台風や大雪の日に、家から出なくていいならどんなに良いでしょう。
個人的には、毎日のコーヒー代・ランチ代が浮くのもとてもありがたかったです。 - 遅刻・欠席のリスクがほぼない
-
週一回の対面授業以外は、体調が悪い時などは誰に連絡するわけでもなくゆっくり休めます。
対面授業は週1回。zoom等のビデオ通話で行われますが、カメラの不調等でこちらの様子を伝えることができないとしても、事情を説明すれば欠席になったりはしません。
ないに越したことはないですが、万が一無断で遅刻や欠席してしまったとしても、補講がちゃんとあります!
とても親切ですよね。
通学タイプではこうはいかないと思います。 - コースが沢山あり、開講の回数も多いので倍率が低い
-
ように思います。同期には色々な職歴・年代の方々がいらっしゃって、多種多様でした。
e-Learningのデメリット
一方で、e-Learningならではのデメリットもあります。
- 対面の授業と比べると、受講生同士や講師とのコミュニケーションが限られる場合がある
-
zoomでの対面授業は週一回、1時間。課題の進捗状況や疑問点について、講師や同期とビデオ通話で会話します。
5人グループで行われていましたので、比較的時間はあったように思います。
疑問点をリアルタイムで解決できないことはデメリットでもあるかもしれませんが、リサーチ力の向上にも直結します。
どうしてもわからないところは質問フォームで問い合わせたり、まとめておいてzoom授業の際に質問しましょう! - 自宅学習なので、集中力やモチベーションの維持が難しいことがある
-
「自分のペースで」ガンガン進む人もいれば、全く進まない人もいます。
こればっかりは目標の有無が左右するのかもしれません。
やる気はあるのに集中できない場合は、とにかく一旦PCの電源を入れてみましょう!
課題をぼーっと眺めながら、好きな音楽を聴けばモチベーションも出てくるかもしれません。
SpotifyやYouTubeで「集中」で検索してみても、それっぽい音楽が流れてきて捗りますよ!
SpotifyやYouTubeで「集中」で検索してみても、
それっぽい音楽が流れてきて捗りますよ!
これらのメリットとデメリットを考慮し、自身の学習スタイルや環境に合わせたコースを選択しましょう!
職業訓練に行く際の5つの注意点
職業訓練校に申し込む前に、以下の5つの注意点について把握しておくことが重要です。
①受講条件
職業訓練校には受講条件があります。一部の職業訓練校は、教育・修了基準や特定の資格を保有していることが必要です。また、年齢や学歴、就業状況なども条件に影響を与える場合があるため、ハローワークで相談して事前に確認しておきましょう。
②選考試験と面接対策
職業訓練校には選考試験や面接があることがあります。受験内容や難易度は学校やコースによって異なりますので、試験の内容を把握し、対策を立てることが重要です。 選考試験の対策教材や過去問題などを活用して、しっかりと準備しましょう。
職業訓練では、募集期間中に、何度か訓練の見学会が開かれます。見学会では、訓練の内容を細かく説明してくれるので、訓練内容をしっかりと把握することができます。
事前に見学会に参加して訓練校の内容を知っておくと良いでしょう。
③入校の倍率が高い職業訓練もある
入校の倍率が高い職業訓練もあります。人気のあるコースや需要の高い職種への希望者が多い場合、競争率が上がることがあります。そのため、倍率や募集人数などを確認し、充分な準備をすることが大切です。
④職業訓練の給付金をもらうための注意点
職業訓練には給付金が支給されることがありますが、一定の条件を満たす必要があります。たとえば、雇用保険の被保険者であるか、低所得者であるか、失業保険の被保険者であるかなど様々な条件があります。職業訓練校やハローワークで確認し、給付金の受給条件を把握しておきましょう。
⑤長いと1年以上のコースもある
職業訓練には短期間のものから1年以上の長期間のものまで様々なコースがあります。自分の目標や生活環境に合わせて、コースの期間を選択することが重要です。また、長期のコースには受講費用や生活費の計画も必要ですので、事前に十分な準備を行いましょう。
e-Learningで職業訓練スタート! 1日の流れや試験対策は?
私が通った職業訓練校:DXアップ(ディーエックスアップ)
私が職業訓練校を探し出した頃は、全国から応募できるようなe-Learningでの職業訓練校は全然ありませんでした。
通学タイプのプログラミングスクールに落ち続けているうちに「DXアップ(ディーエックスアップ)」の
初心者OK Web担当・ウェブマーケター・DX人材育成実践科(eラーニング)のコースができていたのです!
この分野を待っていた!という気持ちでした。
希望者も多いことながら、スクールの供給頻度も通学タイプの比ではありませんので、倍率もそれほど高くはないようです。
受講したコースとその結果
私が受講した初心者OK Web担当・ウェブマーケター・DX人材育成実践科(eラーニング)コースは、
PCスキルがタイピングくらいしかできなかった私でも、実践的なスキルを身につけることができ、最終的にA評価で修了することができました。
それくらい教材が手取り足取りわかりやすかったのです。
カリキュラムも魅力的なものが多く、私たちの身近なSNSに特化した『バズるTwitter/Instagram投稿』という単元もありました!
バズりのメカニズムを学び、実際に投稿して検証していきます。
私が受講して一番学びになったことは、『Webマーケティングに失敗はない』ということです。
結果と向き合い、改善していく仕事なのだというところがとても印象に残りました。
入校式・修了式
DXアップではオンライン上での入校式と修了式がzoomのビデオ通話で行われました。
講師や同期はこんな人達なんだ〜くらいの感じで、気楽なものでした。
半年間のカリキュラム内容、スケジュール感、注意点などの説明があります。
1日の流れ/一週間の過ごし方
基本的に一週間に1単元。各単元には、講義動画やテキスト、演習問題が用意されており、自分のペースで学習することができます。また、オンライン上での質問や相談も可能で、必要なサポートを受けることができます
単元によっては課題を提出し、採点してもらうこともできます!(必須ではなく、任意)
給付金を受け取りながら学ぶ方は、1単元で規定以上の時間、ログインして動画を見たり、ワークを進める必要があります。
例えば、月曜日から水曜日までは講義動画を視聴し、木曜日と金曜日には演習問題や課題に取り組むというように、自分の学習スタイルに合わせたスケジュールを組んで取り組みましょう!
DXアップでは、学習の成果を評価するために課題が用意されています。課題はオンライン上で提出し、担当講師からフィードバックを受けることができます。
職業訓練校では月に一度、学習の成果を評価するために成績考査(テスト)が行われます。
給付金を受給される方は、成績考査で合格ラインをクリアする必要があります。試験内容は講義中に正確に説明されるため、しっかりと勉強し、試験に臨みましょう!
自分のペースで進めることはできますが、スケジュール管理には注意が必要です。
課題提出・評価/テストについて
DXアップでは、学習の成果を評価するために課題が用意されています。課題はオンライン上で提出し、担当講師からフィードバックを受けることができます。
職業訓練校では月に一度、学習の成果を評価するために成績考査(テスト)が行われます。
給付金を受給される方は、成績考査で合格ラインをクリアする必要があります。試験内容は講義中に正確に説明されるため、しっかりと勉強し、試験に臨みましょう!
オンライン職業訓練に関するQ&A
さいごに
職業訓練校を選ぶ際には、自分の目標や将来の希望を考慮しながら、自分に合ったコースを選ぶことが重要です。また、就職活動を円滑に進めるためには、職業訓練校で学んだスキルや知識を積極的に活かし、履歴書や面接でアピールすることも大切です。
職業訓練校は実践的な授業や企業との連携など、就職に強いカリキュラムが用意されています。そのため、就職活動を進める上で有利な環境が整っていると言えます。
一方で、民間のパソコン教室も自分のニーズに合った学び方ができるという利点があります。時間の柔軟性や講師の質など、パソコン教室ならではの魅力もあります。自分の目標や希望に合わせて、どちらが自分にとって最適な選択肢なのかを検討しましょう。
最後に、職業訓練校やパソコン教室で学ぶことは単に資格やスキルを身につけるだけではありません。自信や成長を感じることができる貴重な経験です。将来のキャリアを見据えて、自分に合った学びの場を選びましょう。
以上が、職業訓練校やe-Learningを通じたオンライン授業についての体験談や注意点、メリット・デメリットについての情報です。職業訓練校で学ぶことは、将来の就職活動やキャリア形成において非常に重要な要素です。
自分の目標や希望に合った選択をするために、この情報を参考にしてみてください!
良い転職に繋がりますように!