まずはこのサイト( 職業訓練.com )などを確認し、募集中の講座や参加条件などの情報を確認しましょう。
職業訓練は、訓練開始日から1～1.5ヶ月前に申込み締切日を設定する訓練校がほとんどなので、 行きたい訓練校の開始日から２ヶ月前には調べはじめるのが良いです。
不合格になっても次の受験が可能なので、希望のコースを早めに見つけて、応募の行動を早めにとる事をお勧めします。

その次の行動としては、なるべく早く最寄りハローワークで職業訓練を受けたいと相談をすることです (参考 ハローワーク事業所一覧 )。
職業訓練の制度としての仕組みの説明、職業訓練の申し込み方とスケジュール、自分が申し込める講座、受講期間中に自分がどのような給付金を貰えるか、等々を教えてくれます。
1回の訪問では済まない可能性があるので、なるべく早めに動きましょう。

窓口の方は候補となる講座を全て知っているとは限らないので、職業訓練.comの様なサイトで先に自分が受講希望の講座を決めて、担当者に話すとよりスムーズに話は進みます。
とりわけ、相談員の方が担当する地域主催ではない、全国どこからでも受けられるeラーニング系の講座は、パンフレットが置いておらず、相談員も把握していない事が多いので、自分で先に調べていく事を推奨します。

職業訓練には「公共職業訓練」と「求職者支援訓練」の大きく２つの制度があります。
それぞれ特徴があるので、自分はどちらに該当するのか、給付は受けられるのか等を確認しましょう。

全国から受けられるeラーニング講座は、子育てに忙しい人とかでも受講が可能かつ、田舎からも最先端のWeb技術を学べる講座を受けれたりとメリットがあります。
「eラーニングの職業訓練への申し込み方」も読んで、自分にあった講座を探しましょう。

職業訓練校ではほとんどのコースで施設見学会を行なっています。
なくても随時受付けている所が多いので、電話で直接確認してみましょう。

訓練校が開催する見学会には参加することをお勧めします。
自分の想定と学習内容に相違はないか、スケジュール感等自分が考えているのと相違はないか、等々、受講申し込みをする前に確認しましょう。
幾ら無料で受けられるとはいえ、同時に申し込めるのは一つですので、自分に合った講座を申し込む為の、リサーチ行動はきちんとした方が、自分の為にも、就職を支援してくれるハローワーク・学校の為にもなります。
講座紹介のWebサイトに見学会の申し込み方が書いてある事は多いですが、ハローワークの窓口で相談した際に、予約を入れてもらえるか確認するのも良いでしょう。

なお、見学会に参加しなくても、受講申し込みは可能です。

行きたい訓練校が決まったら、受講申込書に必要事項を記入しましょう。
求職者支援訓練の申込の場合は、申込書をハローワークで受け取る必要があります。
公共職業訓練の場合は、パンフレットの巻末に付属している場合がほとんどです。

次にハローワークの担当窓口で受講申込書を提出します。
郵送では受付けてもらえないので、窓口まで出向く必要があります。
その際、「受講申込書」や「証明写真」など持参するものがあるので、確認し忘れないようにしましょう。
申込み後に担当者から合格後の手続きについての説明と配布物を渡されます。
例えば、以下のようなものが求められている事例があります。 この方の場合、ジョブカードに関しては、申し込みには間に合わなかったそうですが、申し込み後に受けるという取り計らいをして貰えたとの事です。

公共職業訓練の場合

選考は様々です。書類選考のみもあれば、筆記・適性・面接をすべて行うところもあります。過去問もネット上にあるので事前に確認しましょう。

求職者支援訓練

ほとんどの学校で面接があり、まれに筆記試験があります。eラーニングの講座だとZoomやGoogle Meetで面接が行われる事が多いでしょう。

定員に達していなければ、そこ迄基準が高くはない選考になる可能性はありますが、定員を超えている場合には、他人との比較がより厳しくなるので、その講座の理解と自分がそこで学んで、どういう所に就職したいのか、といった動機付けの説明は、最低限きちんと出来るように準備をしておきましょう。
入ろうとしている所を理解し、自分自身も理解し、面接で説明で出来るようになるというのは、ある意味就職活動の面接と同じです。

訓練校に合格したら、入校日までにハローワーク担当窓口へ手続きに行きましょう。
※公共職業訓練の場合は訓練校へ手続きが必要な場合があります。

訓練校で、訓練初日は入校式を行います。
通学時の諸注意、また通学経路の申請も受付するので、あらかじめ利用する交通機関を調べておきましょう。
また、雇用保険受給者の方は、ハローワーク担当窓口へ雇用保険の手続きが必要です。