講義では衛生・法律・食品・栄養・調理理論・食文化を中心に学ぶ。実習では日本料理・西洋料理・中国料理など幅広い分野の料理を基礎から学ぶ。最初は包丁の手入れ方法など道具の扱い方や食材の下処理を学ぶ。料理を作るようになると、教員のデモンストレーションを見た後、学生は教員に指導を受けながら調理を行う。調理実習は班ごとに行い、作業分担や助け合い、コミュニケーション能力を高める場としても重要となる。できあがった料理は試食し、盛り付けや味の確認をする。定期的に学科・実習試験を行うことで到達度を確認する。

日本料理、西洋料理、中国料理、介護・集団・特殊料理の全ての分野を短期間(1年間)で学び、プロの調理師に必要な基礎的な調理技術を身につける。また、実践的なカリキュラムを重視し、充実した施設・設備と豊富な実習時間で、食に関する幅広い資格をもつことにより即戦力となるべく対応力を磨くことを目標とする。

訓練修了後に習得できる資格

調理師免許、食育インストラクター、フードコーディネーター3級、食品衛生責任者(調理師免許に不随)、実技検定グレード1、介護食士3級(希望者)、技術考査合格証

就職を想定する職業・職種

業種:旅館、料亭、ホテル、レストラン、結婚式場、サービス業、飲食業、病院、集団給食、福祉施設、保育所 職種:調理師職