学科では、化学や心理学などの基礎分野や、食品学、栄養学、栄養指導論、生化学、解剖生理学、臨床栄養学などの専門分野を学ぶ。実験としては、食品衛生学実習や解剖生理学実習などがあり、班ごとに栄養成分の反応実験や同定実験など専門的な実験を通じて、学科で習得した知識を深める。実習としては、調理実習や給食運営管理実習などがあり、給食運営管理実習では、大量調理を想定し設計した実習室にて、現場さながらの大量調理を学ぶと同時に、献立作成や材料発注、食材管理、衛生管理など、実務に沿った知識・技術を総合的に習得する。

調理のできる栄養士を目指し、2年間を通じて調理の基礎的な技術から身に着け、段階を踏みながら日本料理、西洋料理、中国料理など様々な調理技術を習得する。実験や実習を豊富に含んだカリキュラムを展開し、経験豊富な講師陣による専門性の高い授業で得た知識を実際に体感することで、実践力を養う。さらに、主な就職先である給食施設などで対応できるよう、大量調理の技術も実践的に学び、卒業後に即戦力となる栄養士を目指す。

訓練修了後に習得できる資格

栄養士免許、食育栄養インストラクター(合格者)、アスリートフードマイスター3級、薬膳インストラクター初級、乳幼児食指導士、食品衛生責任者、専門士、管理栄養士国家試験受験資格(要実務経験3年以上)

就職を想定する職業・職種

業種:サービス業、飲食業、病院、保育所、幼稚園、高齢者施設 職種:栄養士職