151729未経験者必見!Webマーケティング資格8選&転職前にやるべき3選

今や個人がWebやSNSで気軽に情報収集・発信できる時代となりました。それにともない、企業のマーケティング活動もデジタルシフトされ、「Webマーケティング」は競合他社との差別化や効率的な顧客獲得に欠かせない要素となっています。

では、「Webマーケティング」とは何でしょうか?

インターネットを活用した、製品やサービスを効率的に宣伝・販売するための仕組みづくりや活動のことをいいます。そして、それに従事するのがWebマーケターです。
Webマーケターは、サイト運営やネット広告の出稿、SNS運用などオンライン上のさまざまなツール・手法を駆使し、結果を追い求めていきます。
所属する会社によって業務領域は異なりますが、マーケティング戦略のターゲット選定から企画立案、施策の実行、効果検証・分析が主な仕事となります。

このWebマーケターの需要は年々高まりをみせており、興味を持たれている方も多いと思います。
そこで、この記事では大手人材業にて20年の転職支援歴を持つ筆者が、未経験からWebマーケターを目指す人に向けて “費用を抑えて効率的に学ぶ”をコンセプトにおすすめの資格と取得メリット」「転職を成功させるためにやるべきこと」「給付金制度が使える実践型スクール」「Web系に強い転職エージェントの4つについて、求職者と採用者両方の目線で解説していきます。

役立つ情報が盛りだくさんですので、どうぞ最後までお付き合いください!

目次

転職や実務で活かせるWebマーケティング資格8選

参考書で勉強している様子

まず、Webマーケティングの仕事に資格は必要でしょうか?

答えは「NO」です

出鼻をくじく答えとなってしまいましたが、資格取得がムダというわけではありません。
未経験職種に転職を考えているなら、有効な側面も多くあります。
メリットを見てみましょう!

  • 知識を体系的に学べる
  • 自信がつく
  • 知識があることの証明になる
  • 志望意欲が伝わりやすい
  • 未取得者に対するアドバンテージ
  • 実務開始後の業務習得に役立つ
  • 採用後の導入教育の工数減(企業側のメリット)

意外とたくさんありますね。Webマーケティングは資格がないとできない仕事ではありませんが、
きちんと目的を持って取得する資格は有益です。

Webマーケティング関連の資格はたくさんありますが、特におすすめの資格を8つご紹介します。

Webマーケティングを基礎から学びたい人向け資格4つ

1. マーケティング・ビジネス実務検定

特定の業種・業界にとらわれない共通のマーケティング知識を理論だけではなく、仕事で役立つ実務知識や時事情報・実務事例までトータルに習得できる資格です。
体系的に学習しやすいようにA級・B級・C級の3つのレベルに分類されており、C級はオペレーション基礎レベル、B級はオペレーション応用レベル、A級はマネジメント・戦略立案レベルとなっています。基礎レベルのC級からの取得をおすすめします。

受講料C級: 6,270円、C級・B級併願: 13,750円(全て税込)
受検形式インターネット上のWeb試験(在宅受験可能)
学習時間の目安C級 30〜60時間、C級・B級併願 60〜100時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.marke.jp/

2. マーケティング検定

マーケティングに関する基礎から応用までの知識や実践的な能力を測るための認定資格です。
日本で唯一の内閣府認定のビジネス資格(国家資格ではありません)で、企業研修や大学などでも広く採用されていて、知名度は高めです。試験は1級・2級・3級と分けられ、3級は基礎知識、2級は基礎から応用と実務能力、1級は複合的な応用と高度な実務能力が問われます。
2級以上は実務経験者がおすすめ受験対象となっているので、まずは3級取得を目指しましょう。

受講料3級: 一般6,600円(税込)
受検形式CBTテストセンターにてコンピューター試験(全国300会場以上)
学習時間の目安15~20時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.jma2-jp.org/marken

 3. ネットマーケティング検定

Webマーケティングの特性など基本的なことから、広告やWebサイトの構成・リサーチ・関連法規まで、網羅的に学習ができる資格です。インターネットビジネス関係者の受験を想定している資格ですが、マーケティング系の仕事にチャレンジしたい方、Webマーケティングの基礎を身に着けたい方にもおすすめの資格と言えます。
試験問題は40問で構成され、全て択一選択式(4択)です。ほぼ公式テキストからの出題となりますので、テキストと問題集を中心にしっかり勉強すれば、だれでも合格が可能な試験です。

受講料 6,000円(税込)
受検形式リモートWebテスト(全国一斉試験/在宅で受験可能)
学習時間の目安20~30時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.sikaku.gr.jp/nm/

4. SEO検定

「SEO」とは、Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の頭文字を取った文字で、検索エンジンで上位表示させるテクニックのことを言います。このSEOの普及に伴い2017年3月にスタートした比較的新しい資格です。4級〜1級のグレード分けがされており、SEOの基礎知識・全体像から最新の上位表示技術まで幅広く学ぶことができます。取得することでWeb会社への転職や自社サイトの運営に役立つでしょう。
受検するのなら入門レベルの4級、初級レベルの3級がおすすめです。こちらも公式テキスト内からの出題で4択問題となり、比較的易しい試験です。

受講料3級,4級ともに5,500円 (税込)
受検形式東京、大阪、神戸、名古屋、京都、福岡、広島、仙台、札幌、金沢、那覇の
所定の試験会場でのペーパーテスト
学習時間の目安4級: 10~15時間、3級: 15~20時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.sikaku.gr.jp/nm/

Webマーケティングの広告運用に役立つ資格1つ

Google広告認定資格

日本国内含め世界最大規模の広告サービスである、Googleが提供するオンライン広告プラットフォーム「Google広告」に関しての基礎から上級レベルの知識保持の証明として、Googleが授与する認定資格です。
広告認定資格は8種類あり(以下公式サイトでご確認ください)、Googleのトレーニングプラットフォーム スキルショップ上で無料でeラーニング学習と受検ができます。資格は1年間有効で更新には再度受検が必要となります。Google広告の初歩的なハウツーとなることはもちろん、資格を取得することにより対外的にもアピールが可能です。勉強はスキルショップ上でのコンテンツ学習と理解度チェックを軸に、理解できるまで繰り返しの学習が有効です。すべて無料で利用でき、何度でも受検可能(24時間ごと)なのも嬉しいポイントです。

受講料無料
受検形式Googleのトレーニングプラットフォーム スキルショップ上のオンライン試験
(事前にGoogleアカウントの作成が必要) 
学習時間の目安1資格  2~5時間(資格項目により異なる)(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=2847-google

Webアクセス解析・データ分析の理解が深まる資格3つ

1. Googleアナリティクス認定資格(Google Analytics Certification

Webサイトのアクセス状況の解析に欠かせない、無料ツールGoogleアナリティクスの習熟度を測るためのGooglの認定資格です(2023年7月1日に最新版Googleアナリティクス4(GA4)への移行に伴い、試験内容と併せてこれまでの「Googleアナリティクス個人認定資格(Google Analytics Individual Qualification, GAIQ)」から名称変更されました)。取得することで、プロパティの設定と構成、各種レポートツールや機能の使い方など、Googleアナリティクスを理解していることの証明となります。
こちらもGoogle広告認定資格と同様、スキルショップ内で学習、受検が可能です。

受講料無料
受検形式Googleのトレーニングプラットフォーム スキルショップ上のオンライン試験
(事前にGoogleアカウントの作成が必要) 
学習時間の目安10~20時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://skillshop.exceedlms.com/student/path/525062-google?sid=0920c4e2-e2eb-46ae-8aa4-031320338f07&sid_i=5

 2. Webアナリスト検定

Googleアナリティクスを中心としたアクセス解析や市場動向、トレンドといったマーケティング情報の分析・改善・提案方法を習得できる資格です。初心者でもアクセス解析を基礎から学ぶことができるのが特徴です。
指定日に5時間のオンライン講座を受講し(任意)、後日指定会場にて受検します。講座を受けずに試験のみも可能です。内容は計算問題を含むWebマーケティングの専門用語を問う問題が多く難易度は高くありません。
未経験者は事前にテキストを熟読し、5時間の講座を受ければ万全でしょう。

受講料 講座+試験+テキスト: 26,399円、試験+テキスト: 21,674円、試験のみ: 17,600円、
再試験: 5,500円(全て税込)※受講料は主催者や会場によって異なる場合があります
受検形式東京・大阪の指定会場でのCBTコンピューター試験
学習時間の目安5~10時間程度(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.jwa-org.jp/webanalyst/

3. ウェブ解析士

アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標とした資格です。
初級から順に「ウェブ解析士」「上級ウェブ解析士」「ウェブ解析士マスター」にレベルが分かれています。
未経験者は「ウェブ解析士」からチャレンジしましょう。「ウェブ解析士」の合格率は40%〜50%前後で推移しており、難易度はやや高めとなっています。公式テキストや認定講座(任意)でしっかりと学習し理解度を上げてから臨みましょう。認定講座は、好きな時に受けられるオンデマンド講座とライブ講座があります。

受講料試験+テキスト: 22,000円、講座+試験+テキスト: 33,000円、試験のみ: 17,600円(全て税込)
受検形式試験用システムMoodleでのオンライン試験(在宅で受検可能)
学習時間の目安40~60時間(未経験者を想定/個人差有り)
公式サイトhttps://www.waca.associates/jp/

Webマーケティング未経験の転職を成功させる!やるべき3選

サクセスのテキスト

Webマーケティングの市況は人材供給が追いついていないため、条件を絞りすぎなければチャンスのある職種といえます。とはいえ、人気の業界でもありますので未経験者が丸腰で臨むのはおすすめできません。

ここでは、評価につながる経験最低限身につけておいてほしいスキルを採用担当者目線でお伝えしていきます。

1.個人ブログ・サイト運営、SNSの運用をする

Webマーケティングは上記で触れたとおり、未経験者にも門戸が開かれています。しかし、企業側としては、中途採用においては即戦力、できれば経験者を取りたい…というのが本音です。では、どうすれば興味を持ってもらえるのでしょうか? 

ひとつの手段として、自分でブログやサイト運営・SNS運用をして“経験と実績を作る”というのも有効です。
実務でなくとも、実践感覚が養われていることは評価に繋がります

SNSを絡めたブログ運営でWebマーケティングの以下のスキルが習得できます。

  • SEO対策
  • ライティング
  • アクセス解析
  • SNS運用

また、自分で運営すると、必然的にどうやったらサイトの流入が増えるかやCTR(クリック率)・CVR(購入率)などの改善策を考えることになるので、Webマーケターに求められる仮説・検証・改善のPDCAサイクルを回す経験も積むことができます。

さらに、SNS運用でのフォロワー数、投稿のエンゲージメント率やブログの月間PV(ページビュー)数、収益が結果としてついてくれば、実績として大いにアピールができます。ここまでくれば、同じ実務未経験のライバルに大きな差をつけられますね。遠慮せずに、堂々と運用経験と実績を職務経歴書に記載しましょう。

2.Webマーケティングの基礎知識・全体像を掴む

資格を取得することにも紐づきますが、自分が目指す仕事の業務理解(何を目的に、どのような施策・手法で、何をするのか)は非常に大事です。

志望動機や質問に対しての回答を、理論に基づき導き出せるので説得力が生まれますし、自信がつくことで面接も落ち着いて臨めることでしょう。実際に就業した際にはスムーズな習熟にも役立ちます。

ここでは、資格以外でWebマーケティングの基礎知識・全体像を無料ないしは、安価で学べるおすすめツールを5つご紹介します。有料資格を取るか迷っている方にもおすすめです。

漫画・書籍で学ぶ(1,000円台)

マンガでわかる デジタルマーケティング(漫画)
現役マーケターである西井敏恭氏が初心者にもやさしく解説。デジタルマーケティングとは何かという概論から、すぐに実践できるノウハウまで使える知識がまとまっています。

沈黙のWebマーケティング —Webマーケッター ボーンの逆襲—アップデート・エディション
(漫画風書籍)
Webマーケティングの考え方やノウハウを伝える解説書。Webマーケッター「ボーン・片桐」が活躍するマンガ風のストーリーと、理解を深めるための解説記事を交えた構成で初心者向け。初版は2015年ですが、Webマーケティングの変化に合わせ、改訂版としてアップデートされています。

ローカルビジネスのためのWebマーケティングが基礎から学べる本(書籍)
ローカルビジネス(地域密着型)向けではありますが、専門用語の説明や具体的な事例も交え、丁寧に分かりやすくWebマーケティングの基本が解説されており、初心者にぜひ読んでもらいたい本です。

10年つかえるSEOの基本(書籍)
目先のトレンドにふりまわされないための基礎が身につく、いちばんやさしいSEOの入門書です。フルカラーの紙面で知識ゼロから楽しくSEOのことが学べます。

YouTubeで学ぶ(無料) 

マーケティング大学 by桜井茶人
集客コンサルタント・マーケター 桜井茶人さんのYouTubeチャンネル。Webマーケティングの知識ゼロからでも無理なく学べる「Webマーケティング講座/全19回」がおすすめです。
初心者向けに分かりやすく、1つ10分くらいで構成されているので未経験者でもはじめやすいと思います。

マーケティング情報メディアで学ぶ(無料)

「ferret」 Webマーケティング講座
世界最大級のWebマーケティングメディア「ferret」内にある学習コンテンツで、会員登録することで無料で学ぶことができます。テキスト中心ですが、基礎知識から応用まで様々なトピックが網羅されており概要を掴むには十分な内容です。

Googleデジタルワークショップで学ぶ(無料)

Googleデジタルワークショップ
Googleが無料で公開しているデジタルマーケティングを基礎から学べるツールです。 すべて無料で公開されており、動画で学習できるため初心者でも安心して取り組むことができます。 コース受講後に最終試験に合格することで認定証を取得できます。

オンライン学習プラットフォームで学ぶ (2,000円~3,000円、一部無料もあり) 

「Udemy」動画で学ぶオンライン講座
200,000以上の講座があるオンライン学習プラットフォーム。 おもに社会人が対象で、教えたい人が講座を開き、学びたい人が学べるサイトです。Webマーケティング分野も基礎・リスティング広告・SEO対策・SNS運用など幅広くあり、好きな時間に自分のペースで学べます。 質が高いのに低価格というのも魅力。

3.最低限のPCスキルの習得

Webマーケティングでは、アクセス解析のためのデータ分析や資料作成などで、ExcelやPowerpointといったofficeを多用します。会社によっては、office以外のGoogleスプレッドシート、スライド等を使用しているところもあります。

どちらも基本操作のマスターは必須です! 関数でいえば、VLOOKUPまでできれば問題ないでしょう。
不安がある場合は、必ず確認・復習して、質問された時に「使用した経験がある」と答えられるようにしておきましょう。

黒板にPCのイラスト

さて、ここまで未経験からのWebマーケティング転職のポイントを述べてきましたが、
結論としては…

Webマーケターへの近道は実践力を養うこと!

中途採用で重視されるのは“経験”と“実績”です。それに代わるものとして“実践力”を身につけるのです。

最短かつ効率的な方法として、もうひとつおすすめしたい選択肢があります
それはスクールで学ぶことです。

次項では実践力が磨ける、厳選おすすめスクールをご紹介していきます!

給付金対象!厳選4校★実践力を磨けるWebマーケティングスクール

2人が話し合っている様子

「スクールがいいのは分かったけど、高いんじゃない?」と思った方もいらっしゃると思います。確かに、Webマーケティングをスクールで習おうとすると、入会金と授業料で安くても10万円台~、高いと60万円台というところもあります。ポンっと出せる金額ではないですよね…。

そこで、おすすめしたいのが「求職者支援制度」の活用です!

求職者が一定の要件を満たすことで受けられる給付金制度で、再就職、転職、スキルアップを目指す人が月10万円の生活支援の給付金を受給しながら、無料の「職業訓練」を受講することができる国の制度です。

「無料って、中身が不安…」と思われる方もいるかもしれませんが、厚生労働省の認定を受けた民間の訓練機関(スクール)が実施・運営する、お墨付きの良質なカリキュラムなので安心してくださいね。
留意点を以下にあげておきます。

  • 給付金受給には要件があります(要件を満たさない場合であって無料の職業訓練は受講可能)
  • 主に雇用保険を受給できない方を対象としていますが、雇用保険受給中(失業給付中)の方もハローワークから受講が適切と判断された場合は、無料の職業訓練を受講することが可能です
  • ハローワークへ事前の職業相談、申請が必要です
  • 受講には選考(面接)があります
  • 受講料は無料ですが、テキスト代などその他付随する費用は負担の場合があります

求職者支援制度の詳細はこちら
求職者支援制度Q&A

給付金をもらいながら受講できるなんて、こんな素晴らしいことはないですね。
使える制度は活用して、賢くWebマーケティングを学びましょう!

「求職者支援訓練」を理解したところで、おすすめの厳選4校をご紹介します

1.DXアップ(Web担当・ウェブマーケター・DX人材育成実践科 他)

スクールDXアップのHP画像

実践課題が8割を占める、超実践型カリキュラムが特徴のスクールです。
Webマーケターが実際に行う業務内容をPDCAサイクルを回し、インプットとアウトプットを繰り返しながら学んでいきます。企業が求める実務レベルから逆算してカリキュラムが組まれているため、未経験でもマーケティング思考能力とスキルが自然と身につき、着実にWebマーケターへと導いてくれます。他校でかかるテキスト代などが、DXアップでは自己負担額0円というのも嬉しいですね。

受講形態オンライン(eラーニング)
受講期間6か月(総時間:392 時間) ※実施時期により異なる場合あり
自己負担額0円  ※オンライン訓練受講にかかる通信費用は実費
各種資格取得可能(任意)
就職支援有り
公式サイトhttps://www.webmarketing.dxup.jp/

2.インタープランITスクール(WEBデザイン・マーケティング科)

スクール インタープランITスクールのHP画像

Web初心者・未経験者からでもWebデザイン・Webマーケティングの基礎から応用まで、分かり易い指導で最新かつ幅広いWeb制作スキルを学べます。講師、環境、カリキュラム全てがWebに特化しており、業界のスタンダードであるアドビ社の最新バージョン「Adobe CC (Creative Cloud)」を採用しているので、学んだ知識や技術が即実践現場で活かせます。

受講形態オンライン(eラーニング)もしくは、オンライン(eラーニング)+通学(対面授業)
受講期間5か月(オンラインのみ:448時間、オンライン+対面授業:総訓練時間569時間の内、学科340時間をオンラインで実施) ※実施時期により異なる場合あり
自己負担額11,880 ~13,800円(テキスト代、AdobeCreativeCloudコンプリートプラン費用等)※受講コースにより異なる ※オンライン訓練受講にかかる通信費用実費0円 ※オンライン訓練受講にかかる通信費用は実費
各種資格取得可能(任意)
就職支援有り
公式サイトhttp://interplan-school.com/

3.アジャストアカデミー(Webデザイナー・ディレクター・マーケティング養成科

スクールアジャストアカデミーのHP画像

クリエイティブなスキルとデジタルマーケティングの知識を総合的に身につけたい方におすすめのスクールです。Web制作会社が運営している学校なので新人育成に強味を持っており、第一線で活躍する現役クリエイターの指導で実践的なプロジェクトや課題に取り組み、実践力を養います。カリキュラムに動画制作ツールも加わり、クリエイティブワークが充実しているのが特徴です。

受講形態通学(対面授業)+オンライン、もしくは、オンラインのみ
受講期間通学+オンライン:5か月(総訓練時間512時間のうち学科35時間をオンラインで実施)
オンライン: 4か月(総時間:417 時間) ※実施時期により異なる場合あり
自己負担額24,420 円  (教科書代:16,500 円   その他:7,920 円)
※受講するコースにより自己負担額は異なる場合あり
※オンライン訓練受講にかかる通信費用実費
各種資格取得可能(任意)
就職支援有り
公式サイトhttps://adjustacademy.com/index.html

5.後藤企画(ウェブデザイナー・ウェブ担当・ウェブマーケター養成科 他)

スクール後藤企画のHP画像

実際の業務に必要なスキルを重視したカリキュラムで、SEO対策やSNS広告、コンテンツ戦略などを実践的なトピックに焦点を当てて学べるスクールです。訓練の一環として、実践的なプロジェクトにチームで取り組んだり、模擬的なキャンペーンの立案・実行をする機会もあります。また、人材紹介業の免許を持っているので、インターンシップや企業とのコネクションを通じた就職支援を受けられるのも魅力。後藤企画は、所在地が東京新宿で通学が含まれるコースのみのため、関東近郊にお住まいの方が対象のスクールとなります。

受講形態オンライン+通学(対面授業)
受講期間5か月(総訓練時間506時間のうち学科298時間・キャリアコンサルティングをオンラインで実施) ※実施時期により異なる場合あり
自己負担額12,970円~14,500 円(テキスト代)※受講コースにより異なる
※オンライン訓練受講にかかる通信費用実費
各種資格取得可能(任意)
就職支援有り
公式サイトhttps://gotojuku.jp/

未経験からのWebマーケティング転職におすすめのエージェント5選

エージェントと握手している様子

最後に、効率的な転職活動に必要不可欠な「転職エージェント」について解説します。

転職活動には、求人情報の収集、応募書類の準備、面接対策など…、手間のかかることや分からないことがとても多く不安や悩みがつきものです。そこで、おすすめしたいのが転職エージェントへの登録です。
登録料など一切無料で、プロのサポートやレクチャーを受けられます
これを活用しない手はありません!

未経験からWebマーケティングなどの専門職へ転職する際におすすめなのは、総合型と特化型のエージェントに2社から3社登録することです。最初からたくさん登録するとやり取りが大変になるので、活動状況をみながら必要に応じて増やしていくのがベターです。
大手総合型は企業規模・業種・職種など広範な求人案件の紹介を、特化型は業界専門のアドバイスとカスタマイズされたサポートを、それぞれ提供してくれます。これによって、未経験からの転職活動を効率的かつ効果的に進めることができます。

それでは、おすすめの転職エージェントを”総合型”と”特化型”の計5社ご紹介していきます。

1.リクルートエージェント (総合型)

リクルートエージェントのHP画像

CMでも有名な、圧倒的な実績業界No.1の取り扱い求人数を誇る大手総合転職エージェントです。大手や優良企業求人が多いというのも、老舗ならではの安心感です。Webマーケティング関連の求人も増えており、未経験者向けの求人も取り扱っているので、総合型として、まずは登録しておきたいエージェントです。

リクルートエージェント公式サイトへ

2.ワークポート (総合型)

ワークポートのHP画像

ワークポートは総合型ですが、特にIT・Web系に強味を持つエージェントで、未経験OKのWebマーケティング関連の求人も多く取り扱っています。特徴としては、専任のキャリアアドバイザー(転職コンシェルジュ)がつき、スピード感のある対応と適切なアドバイスが受けられることです。大手にはない親身で手厚いサポートに定評があるので、特に転職が初めての人におすすめです。

ワークポート公式サイトへ

3.マイナビクリエイター (特化型)

マイナビクリエイターのHP画像

就職情報サイト「マイナビ」のグループ企業が運営する、IT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントです。Webクリエイターをはじめ、WebマーケターやWebディレクターなど、Web業界の職種を多く取り扱っています。業界を熟知したキャリアアドバイザーがサポートしてくれるので、有益な情報を得られやすいでしょう。また、Web業界の転職に役立つセミナーやイベントの開催など、専門知識の向上や自己成長の機会も提供してくれます。

マイナビクリエイター公式サイトへ

4.アドキャリ転職 (特化型)

アドキャリ転職のHP画像

若年層におすすめしたいのが「アドキャリ転職」です。「広告業界に特化した20代・30代向けの支援」と、ピンポイントなサービスを提供しています。こちらのエージェントは、実際に広告運用で活躍していたコンサルタントで構成されており、他社よりも一歩踏み込んだ、業界のリアルな情報やアドバイスが得られることでしょう。現場との直接の繋がりがあるため、独自求人や先行求人が多いのも特徴です。企業へ交渉もしてくれるので、気になる求人があれば気軽に相談してみましょう。

アドキャリ転職 公式サイトへ

5.アカハイエージェント (特化型)

アカハイエージェントのHP画像

Web広告領域を中心としたWebマーケティング業界に特化した転職エージェントです。Webマーケティング専門の代理店が運営する転職エージェントなので、仕事内容などの求人の理解が深く、人材と求人案件のマッチング力に定評があります。利用者の8割以上が年収アップに成功しているのも大きな魅力。また、未経験者には無償の研修制度があり、ここで必要なスキルを習得することで選択肢を増やすこともできるでしょう。

アカハイエージェント公式サイトへ

まとめ

頂上でガッツポーズ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
ここまで、おすすめの資格や転職に役立つ情報を解説をしてきましたが、いかがだったでしょうか?

未経験からWebマーケティングへ転職するためには、”実践力を養う”ことが一番ということをお伝えしました。
ご紹介した「求職者支援制度の対象スクール」であれば、実践力を身につけられるうえに受講料も無料(さらに要件を満たすことで給付金が受給できる)と良いこと尽くめで、失業中でも安心して勉強に集中できます。スクールで学びながら資格の勉強を進め、並行して転職活動も行っていくのが、一番効率的かつ効果的な方法です。

置かれた状況や目指す方向性は人それぞれだと思いますが、この記事がみなさんの転職活動における気づきやヒントになれば嬉しいです。不安もあると思いますが、動かなければ何も始まりません。小さくてもいいので、まずは一歩踏み出してみましょう! ご紹介したスクールの見学会や転職エージェントの登録会の予約を入れてみてくださいね。
話しを聞くだけ、聞いてもらうだけでも得られるものがあると思いますよ。 

みなさんの転職の成功を心よりお祈りしております。
良い仕事とのご縁に向けて、頑張りましょう!

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次