転職を考えるとき、「資格を取ってスキルアップ!」を目指す人も多いと思います。
その資格を持っていないと業務に就けない業務独占資格や、汎用性の高い語学・経理・IT系の資格があれば、転職には有利でしょう。
しかし、実際に企業が重視しているのは実務経験ということも多いようです。
それでは、今持つ知識・経験をキャリアアップ転職に活かすには、どのようなスキルを身に着ければ良いでしょうか?
Webマーケティングは、近年注目の業界です!
一定の条件を満たせば無料で学べるスクールの情報も紹介します。
転職に資格は必要?
この章でわかること
・業務独占資格や汎用性の高い資格は、転職の際に有利にはたらく!
・実際の転職においては、実務経験が重視されることが多い!
転職を考える人のなかには、資格をとってキャリアアップを!と考える人も多いのではないでしょうか。
まず、転職に有利な資格にはどのようなものがあるのか、実例を挙げてみていきましょう。
そして、資格をとれば転職できるのか?という根本的な疑問について考えていきます。
業務独占資格は転職に有利
業務独占資格とは国家資格の分類のひとつで、その資格を有する者でなければ携わることを禁じられている業務を、独占的に行うことができる資格を指します。
難易度は高めですが、専門性が高いため転職に有利といわれています。
生涯学習のユーキャンによると、以下の業務独占資格の人気が高いようです。
1位 登録販売者
ドラックストアや薬局などで、一般用医薬品の販売ができる。
薬局は日本中にあるので、職場が見つかりやすいのが強み!
2位 宅地建物取引士
不動産取引のエキスパート!不動産の売買や賃貸の仲介に欠かせないので、常に安定したニーズがある。
3位 行政書士
身近な法律の専門家。転職に有利なだけでなく、比較的少ない投資での独立開業も可能!
4位 調理師
食品の栄養・衛生・適切な調理法などの知識を持ち、安全な料理をつくることができる調理のプロ!
5位 社会保険労務士
社会保険や年金、労務管理を扱う人事や労務のエキスパート。開業社労士として事務所を開くことも可能!
汎用性の高い資格は転職に有利
業界・職種に関わらず、広く歓迎される資格もあります。ビジネス系や語学系の資格は汎用性が高く、多くの職場で高評価を得ることが期待できます。
【 語学系の資格 】
TOEIC
英語を母国語としない人の英語力を測る資格。
満点は990点で、就職に活かすなら650点以上が目安といわれている。
英検(実用英語技能検定)
リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングの4つの英語力を証明できる試験。
就職で評価対象となるのは2級以上といわれている。
【 経理・財務系の資格 】
日商簿記検定
企業の経営状態や財務状況が分かるようになる、ビジネスで有用な知識。
就職に役立つのは2級以上とされている。
ファイナンシャルプランナー
税金や保険、投資などの専門知識が身につく。
主に不動産業界や金融業界で役立つ資格だが、管理職や経営者を目指す人にも役立つ。
【 IT系の資格 】
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
資格がなくてもOfficeは使えるが、MOS取得によりそのスキルを客観的に証明することができる。
Excelの関数やPowerPointのアニメーションが使えることで、他の人との差別化が可能になる。
ITパスポート
情報処理の資格であるが、ストラテジ(経営全般)、マネジメント(IT管理)に関する出題もある。
そのため、多種多様な業種・職種への就職に役立つといわれている。
しかし!実際は実務経験が重視される!
資格は、職歴の少なさをカバーし、熱意をアピールするためには大変役立つでしょう。しかし、実際の転職においては実務経験が重視されることが多いようです。求人情報のなかには「実務経験〇〇年」や「実務経験必須」の記載が多く見られます。
実務経験とはその名の通り、その職種で業務に就いた経験を指すので、企業にとってはその人の経験値を測る有効なものさしとなります。実際の業務をどのように経験してきたかを、企業は注目しているのです。
必要なのは資格よりも即戦力!
この章でわかること
・実務経験を活かすためには「過去のキャリア+α」がおすすめ!
・「+α」のスキルとして、Webマーケティングは非常に有効!
実務経験を重視する企業の姿勢からは、企業が転職希望者を採用する際に、即戦力を求めているということがわかります。
それでは、企業が求める即戦力となるためには、どのようなスキルを身に着ければ良いでしょうか。
過去のキャリア+α を目指せ!
実務経験は、その仕事内容を理解し、即戦力として活躍できることの証明です。その職種の業務内容をひと通り経験してしっかり理解ができているということは、転職を希望する人にとって大きな強みとなります。
しかし、転職を決意するからには、更なるキャリアアップを目指していきたいですよね。
そこでおすすめなのが「過去のキャリア+α」というスタイルです。
自分が過去に積み上げてきたキャリアを活かしつつ、そこに新しいスキルを追加すれば、転職を有利に運び、自身のキャリアアップも図れるでしょう。
Webマーケティングは汎用性の高い分野
それでは「過去のキャリア+α」とは、どのように目指せば良いのでしょうか?そのひとつの切り口として「Webマーケティング」があります。
Webマーケティング職は、未経験でも転職がしやすい職種として挙げられます。理由は、人材不足。日系企業の約5割がデジタル人材不足に陥っているといわれています。また、Web上にヒト・モノ・カネ・情報が集約し、年々Webマーケティングの需要が拡大していますが、デジタルスキルを持つ人材は不足しているのが現状です。
過去のキャリアで得た自身の知識・経験にWebマーケティングスキルをプラスすれば、得意とする業界での転職において圧倒的有利な立場を確立できるでしょう。
WEbマーケティングは、Webサイトやスクールで学ぶことができます。
WEbサイトとしてはGoogleデジタルワークショップやferret、Schooなどがあります。自分のペースで学べるWebサイトは、様々なライフスタイルにあわせることができます。
また、スクールでは講師との質疑応答や課題の添削などで、より実践的なWebマーケティングを学ぶことができます。
DXUPは注目のスクール!
この章でわかること
Webマーケティングを網羅的に学ぶには、DXUPがおすすめ!
今まで見てきた通り、企業が求めているのは即戦力。実際に転職活動に臨むまでに、Webマーケティングのスキルも“即戦力”といえるレベルに高めておきたいところです。
そこで、今注目のスクールはDXUP。なぜ注目なのか、その理由を見ていきましょう。
Webマーケティングを網羅的に学べる
DXUPでは、Webマーケティングを網羅的に学ぶことができます。基本概念を学習することはもちろんですが、アウトプットの機会を多く設けていることが特徴的です。
計画→実行→フィードバック→改善という仕組みにより、実践力を身に着けるための徹底サポートがあります。
インプット学習20%に対しアウトプット学習が80%という実践機会のボリュームは、Webサイトなどでの学習と比べて決定的に充実しているといえます。
また、実務機会の提供もあるので、「学び」から一歩踏み込んだ経験値を得ることができます。これは転職活動において大きな強みとなるでしょう。
無料でスキルアップ
DXUPはハローワークの職業訓練校(=ハロートレーニング)として登録されています。ハロートレーニングは求職者を対象とした無料の職業訓練制度です。キャリアアップや希望する就職を実現するために必要なスキル・知識を習得することができます。
無料でスキルアップができるなんて、離職後に学習を志す人には嬉しい制度ですね!
まとめ
本記事では、転職に有利な資格はなに?そもそも転職に資格は必要なの?という疑問について考察しました。
転職活動において、実際には実務経験が重視されているようです。
今持っているキャリアを活かして転職するには、プラスαのスキルを身に着けることがキャリアアップにつながります。
近年求められているWebマーケティングのスキルで、より良い転職を目指しましょう!