転職・キャリアアップを考えた時に自分自身を採用担当者や上司へアピールする手段の一つが資格です。資格を持っていれば転職の面接時に自己PRとして役立つため、応募前に取得したいと考える人も多いでしょう。
しかし、資格といってもたくさんありすぎて、どんな資格が転職に役立つのか迷ってしまう人もいるかもしれません。
またまだ自分の方向性が定まっていない方も多いのではないでしょうか。
特に昨今はコロナウイルスによって働き方に大きな変革が起きたり、今後はAIの発展によって人が働く領域が変化していく可能性も考えられます。
そこで今回は、筆者の考える、AI技術の発展にも耐え、コロナのようなパンデミックが起きても安定した需要のある人気資格やこれからの将来性が期待できるおすすめ資格を紹介していきます。
この記事で分かること
- 資格はそもそも転職に有利なのか、資格のメリット
- 転職のために資格を取るときに気を付けたいポイント
- スキルアップにおすすめの万能型資格
- これからの時代に役立つ将来性◎Web業界におすすめの資格
- 資格の学習方法
- おすすめの通信講座
費用負担を抑えながら資格を目指して学んでいくおすすめの方法も紹介するため、ぜひ参考にしてみてください。
前半は資格と転職について、ポイントなどを解説していますが、それよりも今すぐおすすめ資格やおすすめの講座が知りたい!!という方は下の目次で4からご覧ください。
資格を持っていると本当に転職で有利になる?
なんとなく皆さん気づいているかもしれません…。現実はそんなに甘くなく、資格があれば絶対に転職で有利に働くわけではないと…。残念ながら現実はご認識の通りです。実務スキルや経験の方が資格よりも重要視されるのが事実です。ですが、未経験の職種にチャレンジする場合や同業界内での転職においても、資格はある一定以上のスキルと知識を持っていることを証明できるため、転職活動で有利に働くことがあります。資格に意欲も合わされば未経験業界への転職の道が開かれますが、資格もなく意欲だけあっても厳しいことはご理解いただけるのではないでしょうか。しかしながら、ただやみくもに多くの資格を取得すれば良いというわけではありません。希望する業種や職種に求められているスキルをきちんと考慮し、適切な資格を取得していた場合のみ有利になることがあるのです。
では、資格を持っていると有利な点を具体的に見てみましょう。
応募できる求人の選択肢が広がる
専門性の高い資格は、難易度が高く、取得までに数年かかるケースもあります。しかし、企業からのニーズが高い仕事に必要な資格を有していれば、応募できる求人の幅が広がります。特に、希少性が高い資格を有している場合、応募の段階からライバルが少ない状況で選考を進められるため、内定の確率が上がることも期待できます。
年収アップが狙える
せっかく転職するのであれば収入UPしたい!と考える方もいるでしょう。資格を保有していると、年収アップが見込める場合もあります。企業によっては資格手当を支給してくれるところもありますし、そもそも希少性が高い資格を取得していれば、それを武器として労働条件交渉を進めることもできるからです。ただし、ゼロベースの状態から高難易度や希少性の高い資格の取得を目指すよりも、 自分が経験してきた業務に関する資格や幅広く活かせる資格を取得することが基本的にはおすすめです。自身のこれまでのキャリアと資格や資格取得のための勉強で学んだ知識を掛け合わせることで、自分の市場価値を高めることができ、年収アップを狙うことができるのです。 例えば、不動産業界での実務経験があれば、宅地建物取引士の資格を取得するなど、もともと持っている知識や経験を活かした専門分野の資格取得を狙ったり、経営企画職への転職を狙う場合には日商簿記2級で財務会計の知識を学んでスキルアップするなども検討してみてください。結果的に取得までの時間を短縮することもでき、転職活動の効率アップや転職後に仕事の成果を出していくことにもつながるでしょう。
転職活動で資格を取得するメリット
資格が転職に有利になる場合もあるということが分かった時点で、次はより具体的に転職活動のために資格を取得するメリットを見ていきましょう。ここでは3つのメリットをご紹介します。
仕事のスキルや知識をアピールできる
転職活動の際に、業務に関わる資格があることで、一定ライン以上のスキルや知識を有していることを採用担当者に伝えることができます。また、資格という目に見える明確な形で自分の能力を伝えられるため、採用担当者の目に留まりやすくなります。スキルは数値化しにくいものであったり、実際に採用してからでないとわからないこともありますが、資格があることで一定以上のスキル・知識を有していることの確かな証明になるでしょう。
さらに資格があると、スキルや知識があると判断され、新しい業務を任せてもらえる可能性も高まります。やってみたかった業務や、新しいプロジェクトなどに携われるなど転職後の業務に活きてくることもあるでしょう。
転職には特定資格が必要なケースも
業種によっては、業務にあたる際に特定資格が必須という場合があります。たとえば、看護師なら看護師資格、美容師やアイリストとして働く場合には美容師資格、不動産取引なら宅地建物取引士などというように、資格が必須になる業種も少なくありません。
応募条件として特定の資格を取得していること、となっているケースもあるため、資格を取得しておけばチャレンジできる業種も多くなります。未経験から新しい職種にチャレンジするためのきっかけになることもあります。
資格取得までの努力が評価されることもある【一押し】
筆者としてはこのメリットが何よりも一番大切と考えています。資格という一つの目標に向かって努力できるという姿勢は、採用担当者にとって非常に評価できるポイントとなります。資格を取得できるまで“自ら学んだ”という事実自体が好印象だからです。きちんと目標を立て、成果として資格を取得したという実績と積み重ねは、その人が会社や上司から言われなくても、いま何が必要かを自ら考え、自律的に自己成長を図れ、目標達成へ向けて邁進できる人材であるということを伝えられるのです。
転職の面談の際に、資格を得るための学習のなかで得た気づきを志望動機と絡めてアピールしたり、資格取得によって実務レベルや仕事へのモチベーションが向上した体験を伝えたりすることで、資格は転職や就職でより有利に働くでしょう。「資格そのもの」よりも「資格取得という成功体験」を積み重ねた過程にこそ一番のメリットが存在することを是非覚えていただきたいです。
転職のために資格取得を目指すときのポイント
資格の有利性やメリットを理解できたところで、ここでは資格を選ぶ時のコツや資格取得によって転職を成功させるためのポイントも合わせて解説しますので、ぜひ確認してみてください。
目指す職種に本当に必要な資格を見極める
資格を取得する際には、自分自身がどのような業種・職種を目指しているのか、現在のキャリアに磨きをかけるのか、それとも新しい職種にチャレンジするのかなどを明確にしましょう。職種によって有用な資格は異なります。せっかく取得した資格が、時間をかけて取得したのに全く必要なかった…なんて残念なこともあり得ます。転職に必要のない、または有利に働かない資格の取得に時間や労力をかけても、転職やキャリアアップには活かせませんし、機会損失につながるリスクもあります。
未経験の職種に挑戦するのか、今の職種でキャリアアップするのかなど、今後のキャリアプランを今考えられる範囲で明確にした上、しっかりと精査して必要となる資格を見極めましょう。
難易度も考慮する
目指す資格を選択していく際には資格のレベルや難易度もきちんと考慮しましょう。難易度というと、どうしても合格率に着目しがちですが、資格の難易度を測る際には、合格率だけではなく、資格取得までにかかる時間や試験自体の難易度、合格までに必要な勉強時間や出題範囲なども含める必要があります。もちろん自分自身のこれまでの知識との掛け合わせから考えることも必要です。
たとえば、同じ合格率の資格であっても、合格まで1年の勉強が必要な資格と半年の勉強が必要な資格、これまでにある程度知識のある段階から始める場合とまったくの1からのスタートでは、現実的な難易度は異なります。また、難易度が高いものは対策のために経済的な負担も大きくなるため、費用面までしっかりと考慮しましょう。
効率的に勉強する
転職活動のために資格を取得する場合、ほとんどの人が働きながら資格取得を目指していくことになります。そのため、どれだけ効率的に勉強することができるかがとても大切です。テキストや学習形態にも様々な種類があるため、自分に合った勉強手段を選択していくとともにテキストは最近の試験傾向に合わせた内容のものや対策ポイントが分かりやすいもの、スキルであればより実践的なカリキュラムの講座などを選びましょう。通勤時間や休憩時間などの隙間時間も上手に使って、勉強をすることもポイントです。また過去問題を解くことも効率的に学ぶ上ではとても有益です。過去問題が公開されている資格は、必ずチェックしておきましょう。ぜひ「時間」「お金」「労力」がリソースとして割かれていることをしっかり意識して効率を重要視してください。
資格取得の期限を設ける
転職活動を長引かせないためにも、あらかじめ資格取得のための期間を区切っておくことをおすすめします。
期間を区切らず資格の勉強に励んでいると、資格取得自体がうまくいかず、転職活動が長期化する恐れがあります。また、ただ試験を受けることが目的ということにも陥りかねません。
転職活動を長期化させないためにも、あらかじめ資格取得の期間を区切り、メリハリのある転職活動を行いましょう。
資格取得を目標にしない【最重要】
最も重要な点です。転職活動における資格取得は、あくまで転職活動を成功させるための手段の一つです。手段が目的となってしまうと、本来の目的である転職活動そのものを疎かにしてしまったり、結果的に失敗する可能性が高くなります。お金も労力も時間も割いたのに、資格取得も転職活動も全てがうまくいかなかった…という事態にならないためにも、資格取得は転職活動やキャリアアップへ向けての手段の一つであることをしっかりと認識して臨みましょう。
ここまでに資格のメリットや資格取得のポイントを解説してきました。
ここからはこれからの時代に役立つおすすめ資格をご紹介します。
転職・キャリアアップにおすすめの「万能型」資格 10 選
資格は基本的には特定分野において専門的な資格を有していることを証明するためのものですが、年齢や業種・職種を問わず、スキルアップに幅広く役立つ資格も存在します。パンデミックによる働き方の変化に代表されるように、今後何が起こるか分からない世の中において、安定して需要があり、様々な仕事に役立つ資格として厳選した「万能型」資格を10個ご紹介します。
- MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
- 日商簿記検定(2級)
- TOEIC(700点以上)
- ITパスポート
- 中小企業診断士
- 行政書士
- 社会保険労務士(社労士)
- 宅地建物取引士(宅建士)
- ファイナンシャルプランナー
- マーケティング検定
それでは一つずつ解説致します。
MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
おすすめポイント
- 基礎的なPCスキルが身につく
- 仕事の作業効率・生産性が上がる
- 在宅ワークに役立つ
- 概要・特徴
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マイクロソフト オフィス製品のWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどの利用スキルを証明する資格です。受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」2種類があり、受験資格は特になく、誰でも受験が可能です。
- 勉強時間(目安)
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一般レベル:初心者の場合…80時間程度、経験者の場合…20時間程度
上級レベル:初心者の場合…100時間程度、経験者の場合…50時間程度
- 合格率
-
非公開
- 受験料
-
一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト):10,780円(税込)
上級レベル(エキスパート):12,980円(税込)
- 転職に役立つ理由
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多くの企業でIT化が進み、業務のなかでマイクロソフト オフィス製品を利用する機会が増えています。業務上でWordやExcelを使用する人にとっては、必須ともいえる資格です。なお、この資格を保有していることで、企画書や予算表の作成など、事務的な業務を問題なくこなせるという能力をアピールできます。
- 公式サイト:https://mos.odyssey-com.co.jp/index.html
日商簿記検定(2級)
おすすめポイント
- 一般的認知度が高い
- 求人が多い
- 上位資格を取れば好条件の仕事に応募できるリスト
- 概要・特徴
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日本商工会議所および各地商工会議所が実施している検定試験で、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能を証明する資格です。3級は基本的な商業簿記のみですが、2級には工業簿記も試験範囲に含まれるため、難易度がアップします。
- 勉強時間(目安)
-
初心者の場合…300時間程度
簿記3級取得者の場合…250時間程度
- 合格率
-
20%程度
- 受験料
-
4,720円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
主に会計士や税理士を目指す人が取得する資格ですが、会計知識や財務諸表を読む能力を身に付けると自社・顧客の経営状況を把握することができます。経理職はもちろん、すべてのビジネスパーソンに役立つ資格です。履歴書に記載する場合は、2級以上が即戦力としてアピールできるでしょう。
- 公式サイト:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping
TOEIC(700点以上)
おすすめポイント
- ビジネス英語を学習できる
- 大手企業ではTOEICの受験を義務付けているところもある
- 学生の場合、単位に直結する場合も多い
- 概要・特徴
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英語コミュニケーション能力を証明する世界共通の試験です。合否ではなくスコアとして結果が出るので、現在時点の英語力を正確に把握することができます。英語の「読み」「書き」が最低限こなせることを証明するには600点以上、英語力をアピールするには700点以上のスコアを獲得する必要があるでしょう。
- 勉強時間(目安)
-
現在350点の場合…900時間程度
現在450点の場合…700時間程度
現在550点の場合…500時間程度
- 平均スコア
-
580~600程度(最高990)
- 受験料
-
7,810円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
TOEICは、英語力を証明する試験としてTOEFLと同様知名度が高い試験です。英語を必要としている企業であれば、TOEICで高得点を獲得していることは大きなアピールポイントになります。社内コミュニケーションが英語の企業・やりがいのあるグローバルな仕事に就くには必須となるでしょう。
- 公式サイト:https://www.iibc-global.org/toeic.html
ITパスポート
おすすめポイント
- ITの基本的な知識が身に付き仕事に活かせる
- 上位資格取得への第一歩となる
- 国家資格のため認知度が高い
- 概要・特徴
-
経済産業省が認定する国家資格で、ITに関する基礎的な知識を証明できます。IT関連のセキュリティ、ネットワーク、プロジェクト・マネジメントといった知識のほか、経営戦略やマーケティング、財務、法務といった経営全般にわたる幅広い知識を身に付けることが可能です。
- 勉強時間(目安)
-
IT知識が全くない場合…150時間程度
ある程度IT知識がある場合…100時間程度
- 合格率
-
50%程度
- 受験料
-
7,500円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
今やどの業種においてもIT関連の知識は必須ともいえるので、転職の際に資格を持っていればプラス要素となる可能性が高いです。国家公務員の採用では、面接時に合格確認を行う省庁もあります。比較的合格率が高いため、「何か資格を取りたい」という場合にも目指しやすい資格です。
- 公式サイト:https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html
中小企業診断士
おすすめポイント
- 実務経験がなくても受験できる
- 経営コンサルタントとして活躍できる
- 経営に関する知識を広く習得できる
- 概要・特徴
-
経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格です。企業の経営に関する知識を横断的に身に付けていることを証明できます。試験は1次試験、2次(筆記・口述)試験、実務補習・実務従事の3段階が用意されています。
- 勉強時間(目安)
-
1,000時間程度(1次・2次試験合わせて)
- 合格率
-
1次試験…30%程度、2次試験…20%程度
- 受験料
-
1次試験…14,500円(税込)、2次試験…17,800円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
業種・職種を問わず重宝される資格といえますが、特に金融業やコンサルティング業で有利に働くでしょう。上記業種以外でも、ビジネスで役立つ幅広い知識を有していることの証明となるうえ、難易度の高い資格を取得したことに対して一目置かれる資格です。
- 公式サイト:https://www.j-smeca.jp/contents/007_shiken.html
行政書士
おすすめポイント
- 法律系の資格の中では取得しやすい
- 未経験でも独立開業を目指せる
- 司法書士試験にも活かせる
- 概要・特徴
-
行政書士とは、官公署に提出する書類、権利義務に関する書類、事実証明に関する書類の作成や提出手続きを行うことができる国家資格となります。また、これらの書類の作成は行政書士の独占業務であり、行政書士の資格なしでは作成することはできません。試験は受験資格の制限はなく、マークシートが中心です。
- 勉強時間(目安)
-
800時間程度
- 合格率
-
12%程度
- 受験料
-
10,400円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
一定の法律知識をもっていると評価する企業も多数ありますので、法務部、総務部などへの転職、就職、キャリアアップの可能性が広がります。また、企業に勤めながら、安定した環境でステップアップしていくことも期待できます。法律事務所や弁護士事務所などへの就職可能性も高まります。また未経験でも個人で独立開業を目指せる資格です。
- 公式サイト:https://gyosei-shiken.or.jp
社会保険労務士(社労士)
おすすめポイント
- 企業勤めも独立でも資格を活かせる
- 企業で評価されやすく就職・転職に有利
- 情勢に左右されない専門性
- 概要・特徴
-
人事や労務、社会保険に関する専門知識を持っていることを証明する国家資格です。社会保険労務士は扱う知識が幅広く、合格率も非常に低い難関試験です。また、受験資格として「学歴」「実務経験」「その他の国家資格」のいずれか1つを満たしている必要があります。
- 勉強時間(目安)
-
1,000時間
- 合格率
-
6%程度
- 受験料
-
15,000円
- 転職に役立つ理由
-
社会保険労務士の資格を保有していると、就業規則の作成や見直し、賃金制度の構築、社会保険の手続きなど、労務管理のエキスパートとしての業務を担うことができます。 そのため、社会保険労務士の資格を保有しているだけで重宝され、独立して事務所を持つことも可能なので、キャリアの幅を広げるためにも有用な資格といえます。
- 公式サイト:https://www.sharosi-siken.or.jp
宅地建物取引士(宅建士)
おすすめポイント
- 法律系の国家資格と比べると難易度が低い
- キャリアアップにつながりやすく就職・転職で活かせる
- 独占業務があるからやりがいを感じやすい
- 概要・特徴
-
不動産取引におけるスペシャリストであることを証明する国家資格です。宅地建物取引業法によって重要事項説明など宅地建物取引士でなければできない業務が定められています。
- 勉強時間(目安)
-
300時間程度
- 合格率
-
15~20%程度
- 受験料
-
8,200円
- 転職に役立つ理由
-
不動産業を営む事業所には、5人につき1人以上は本資格を取得している人がいることが宅地建物取引業法によって義務づけられています。そのため、不動産業への転職を考えている場合、有利に働くというよりも持っていないと不利になってしまう可能性もあるほど重要な資格です。資格手当のあるケースも多いので不動産業に勤めるのであれば取って損のない資格となります。
- 公式サイト:https://www.retio.or.jp/exam/takken_shiken.html
ファイナンシャルプランナー
【ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)】
おすすめポイント
- お金や法律の役立つ知識が身につく
- 独立・ 起業に有利
- 在宅ワークや副業にも対応可能
- 概要・特徴
-
資産に応じた貯蓄・投資等のプラン立案・相談の技能を認定する資格です。試験は大きく6つの科目で構成されており、ライフプランニングおよび資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産運用、相続・事業承継などテーマから、学科試験と実技試験が実施されます。
- 勉強時間(目安)
-
初心者の場合…300時間程度
FP3級保有者の場合…200時間程度
- 合格率
-
学科試験…40~50%程度、実技試験…50~60%程度
- 受験料
-
学科試験…5,700円、実技試験…6,000円
- 転職に役立つ理由
-
金融・証券・保険会社において取得を推奨される資格であり、一般企業の経理や総務などでも能力を発揮できるでしょう。自社の資産・資金を上手に運用してくれる人材が欲しい企業にとっては魅力的な資格といえます。
- 公式サイト:https://www.jafp.or.jp/exam/
マーケティング検定
おすすめポイント
- 一般的な認知度が高い
- 企業研修での採用実績が多い
- マーケティングについての幅広い知識が身につく
- 概要・特徴
-
マーケティングについて体系化されたマーケティング理論(考え方)を学習し、マーケティングの基本から応用までの能力を測定するための試験です。
- 勉強時間(目安)
-
20~40時間程度
- 合格率
-
1級…20%程度
2級・3級は公式参考書と問題集で合格可能(正答率70%以上)
- 受験料
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1級…14,850円、2級…9,460円、3級…6,600円
- 転職に役立つ理由
-
知名度が高い資格は就職活動や転職活動でもアピールポイントに繋がります。マーケティングに必要な知識を体系的に学ぶことで、身についた知識を業務に活かすことでき、キャリアアップ・スキルアップに繋がります。マーケティングは実務スキルとしてどんなビジネスでも求められるスキルですので、転職後の業務にも活かすことができます。
- 公式サイト:https://www.jma2-jp.org/marken
これからの時代に役立つ!!
Webマーケティング・広告関係のスキルアップにおすすめの資格 11 選
これからの時代に役立つ資格として思いつくのはWEB業界ではないでしょうか?
コロナによる働き方の変革でテレワークが浸透したり、家事や育児で忙しい方が仕事との両立を成し遂げていくためには在宅でも仕事が出来ることが大きな魅力となります。
WEB業界の転職の際に資格は有益か?というと必ずしもそうではなく、実務経験や実績などが評価されることも事実です。ですが、これからWebに強くなりたいという方にとって、資格取得を通じて体系立てた知識を持つことは必ず価値があります。また、たとえ実績を多く持っていたとしても、新人や後輩を教育する必要が出てきたとき、これまでの経験を体系化・言語化できる資格の知識は非常に役立ちます。
ここでは、どれも1~2か月程度の自己学習で取得可能なものを中心に、Webマーケティング・広告関連のオススメ資格を11個ご紹介します。ぜひ挑戦してみてください。
- Google広告認定資格(GooglePartner)
- GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
- Googleデジタルワークショップ
- Yahoo!広告 検索広告 アドバンスト
- ウェブ解析士・上級ウェブ解析士
- Webディレクター試験/Webリテラシー試験(Web検)
- ネットマーケティング検定
- マルチメディア検定 エキスパート
- Webライティング能力検定
- Webアナリスト検定
- IMA(Internet Marketing Analyst)検定 Professional
Google広告認定資格(GooglePartner)
おすすめポイント
- Web広告のスタンダードは「Google広告」であるため
- Googleの認定代理店(GooglePartner)になるために必須
- オンライン上で24時間365日いつでも簡単に受験することが可能
- 概要・特徴
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Google広告認定資格はGoogle広告に関する知識や理解力をGoogleが公式で認定する資格です。Googleが提供しているオンライン広告に関する基礎及び、上級レベルの知識を持っていると合格できます。国家資格ではありませんが、Google認定ですので仕事においてもとても有利な資格です。「Google広告基礎」と、ショッピング広告、モバイル、ディスプレイ広告、動画広告、検索広告、オンライン広告の6つの上級資格のうち1つを取得する必要があります。どちらもGoogleの「Academy For Ads」から無料で取得することができます。
- 受験料
-
無料
- 転職に役立つ理由
-
Google広告認定資格は、自分の知識を目に見える形にすることが可能になるので、取得しておくべき資格です。取得しておくことにより企業側でもGooglePartnerバッジを取得できますので、転職などにも有利になるでしょう。初心者には多少難しい資格かもしれませんが、勉強をすれば取得できますのでしっかり学習して取得しましょう。
- 公式サイト:https://academy.exceedlms.com/
GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)
おすすめポイント
- Googleアナリティクスの能力を客観的に証明できる
- Googleアナリティクスの機能に詳しくなる
- 実務で使える
- 概要・特徴
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GAIQとは、Googleアナリティクスの習熟度を認定する資格です。認定資格試験に合格した個人に付与されます。GAIQの認定資格試験は、Googleアナリティクスについて選択式で問われる試験です。インターネット上で受験することができます。取得すれば、熟練したGoogleアナリティクスユーザーであることを客観的に証明できるだけでなく、試験勉強を通じてGoogleアナリティクスのスキルを身につけることができます。Googleアナリティクスを使いこなすことで日々の分析に役立てることができ、実務的にもとても役に立つ知識となります。
GAIQは「Googleアナリティクスアカデミー」で動画を見ながら無料で学習できます。資格はGoogleアナリティクスの内容ですが、広告成果をアナリティクスで取得し、適切な評価を行う方法など、すべてのWebマーケティングの基礎が学べるため、Webに関わる全ての人におすすめしたい資格です。
- 受験料
-
無料
- 転職に役立つ理由
-
今やすべての企業、団体がサイトを持っており、そのすべてがアクセス解析を必要としています。「アナリティクスを入れたけれど活用できていない」という悩みを持つ企業も非常に多いため、Webに関わるすべての方にとって必須の知識といえるでしょう。
- 公式サイト:https://academy.exceedlms.com/
Googleデジタルワークショップ
おすすめポイント
- 一日集中して学習すれば認定証の取得は可能
- 難易度はデジタルマーケティング初学者向けなので簡単
- Google公式認定証が取得できる
- 概要・特徴
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Googleデジタルワークショップとは、デジタルマーケティングの知識を無料で学べるeラーニングのことで、2022年3月時点では、全15コースのカリキュラムが用意されています。
このワークショップでは、インターネットの基礎知識から、流行りの動画によるマーケティング活動方法についてのコースも用意されているため、今からデジタルマーケティングを学ぼうという人におすすめするeラーニングです。
- 受験料
-
無料
- 転職に役立つ理由
-
Googleデジタルワークショップでデジタルマーケティングの基礎を学んでおけば、デジタルマーケターとして外部へのアピールに利用できます。また、デジタルマーケターとして転職したい人は履歴書に知識のアピールができるため、資格取得していても損はしないです。面接時の意欲のアピールにも◎。
また、これからデジタルを使って事業を拡大したい経営者にも役に立つ内容なので、ぜひデジタルマーケティングの知識を身に付けて経営に役に立てていきましょう。
- 公式サイト:https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp
Yahoo!広告 検索広告 アドバンスト
おすすめポイント
- 高い運用スキルを持つ広告運用者の監修を経てプログラム化された内容
- Googleの認定代理店(GooglePartner)になるために必須
- 認定試験合格の際には認定ロゴと認定証が授与される
- 概要・特徴
-
Yahoo!広告 検索広告 アドバンスト認定試験は、Google広告認定資格のYahoo!版のような内容です。日本国内のWeb広告はGoogleとYahoo!の2媒体が大半を占めています。どちらも検索広告、ディスプレイ広告が出稿できますが、仕様やユーザー層、向いている商品に違いがあります。
認定資格取得が可能な無料ラーニングプログラムYahoo!広告 キャンパスには3つの認定資格があり、基礎的な知識を学ぶ「ベーシック」、より効果的な運用のための知識を学ぶ「アドバンスト」、ディスプレイ広告の効果を上げるために必要な機能や運用の知識を学ぶ「ディスプレイ広告 アドバンスト」の3つが用意されています。認定試験の準備としても効果的ですが、新入社員の方や転職された方、新しく業務に携わることになった方の知識取得としても有効です。
- 受験料
-
無料
- 転職に役立つ理由
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めまぐるしく変わるインターネットという世界の中で、Yahoo!広告の運用はまさに生もの。それに瞬時かつ適切に対応し、実績に結びつけていくために、基礎的な知識が不可欠です。実際の運用スキルがどの程度であるかを客観的に確認する意味でも、認定資格の取得を検討してみましょう。資格を保有することで、自信をもってYahoo!広告の運用に向き合えるとともに、名刺などに認定ロゴを入れられるため、Yahoo!広告の運用について専門スキルがある証になります。
- 公式サイト:https://marketing.yahoo.co.jp/service/yahooads/yahooads_campus/
ウェブ解析士・上級ウェブ解析士
おすすめポイント
- ウェブ上のデータを的確に分析できるノウハウを学べる
- 網羅的な内容を学ぶことで着実なステップアップができる
- ウェブ解析士が交流・活動するコミュニティへ参加できる
- 概要・特徴
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Googleアナリティクスをはじめ、アクセス解析ツールは日々進歩しており、より高度な解析が可能になっています。ウェブ解析士は、「成果につながるウェブ解析ができる人材を育成するための認定資格」というコンセプトで設けられ、比較的高額な資格にもかかわらず多くの方が受講した有名資格です。資格手当の対象としている企業も多く、Web業界での活躍を目指すのであればぜひ取得したい資格の一つです。
- 受験料
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22,000~33,000円(上級88,000円)⇒問題集購入や講座受講有無などで異なる
- 転職に役立つ理由
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基本的なウェブ解析の知識を学ぶ「ウェブ解析士」、コンサルティングや提案を行うレポーティングスキルを身につける「上級ウェブ解析士」、ウェブ解析士を育成するスキルを身につける「ウェブ解析士マスター」の3種類があります。また、解析だけでなくWeb制作やWeb広告の基礎知識も含まれており、幅広い知識を体系立てて学ぶことができます。アナリティクスの使い方を理解して必要なデータを取得できても、実務においては改善提案がうまくいかないという悩みはよく耳にします。
そのため、試験で知識を試すのではなく、レポーティングで実務力を身につける上級ウェブ解析士は非常にオススメの資格です。
- 公式サイト:https://www.waca.associates/jp
Webディレクター試験/Webリテラシー試験(Web検)
おすすめポイント
- Webに関するスキルや知識が横断的に身に付く
- ITやWeb系企業の転職・就職を考えている人にとって有利となる試験
- 起業によっては手当なども期待できる
- 概要・特徴
-
Webリテラシー、Webデザイン、Webディレクション、Webプロデュースの4つの項目からなる「Web検」は、Web関連資格の中でも知名度が高く、業界未経験者の転職などで役立つ資格です。4つの項目の中でも、特にオススメの資格がWebディレクション、Webリテラシーの2つです。この2つの資格を持っていれば、「Webのことを知っている」と胸を張って言えるレベルの全体知識を得ることができます。
- 受験料
-
11,000円(税込)
- 転職に役立つ理由
-
Webサービスが年々進歩する現在では、「Webとまったく無関係な業種」が考えにくくなっています。Webサービスを展開する企業はもちろん、そうではない企業においても、業務におけるインターネットの利用は当たり前のものとなりました。Web検定は、ビジネスパーソンが自身のスキルアップを目的に受験するケースのほか、企業単位で新人研修などに導入されるケースも見られます。Webサービスを展開する企業や広告代理店はもちろん、大手百貨店のマーケティング部署などにも導入例があることから、検定で学べる内容が「働くうえで必須となる知識」と位置づけられている証明です。取得しておいて損はない、ビジネスパーソンにとっても有用な資格だと言えるでしょう。
- 公式サイト:https://webken.jp/
ネットマーケティング検定
おすすめポイント
- 自宅や職場から受験可能なリモートWebテスト
- マーケティングサイドに立ち、体系的、網羅的に学習する
- より実際の業務としてインターネットマーケティングを考えることができる内容
- 概要・特徴
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ビジネス関係の資格・検定を多数実施しているサーティファイが主催している「ネットマーケティング検定」は、Webマーケティングの入り口ともいうべき資格です。
マーケティングの専門用語の理解、HTMLやセキュリティ関連などの制作関係、Webに関わる法律まで、Webマーケティングに関して広い分野を学ぶことができます。
- 受験料
-
6,000円(税込)
- 転職に役立つ理由
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Webを中心としたネットワークを活用して、売上の拡大(新規顧客の獲得、既存顧客の維持)、各種ブランディング、顧客満足度向上、業務の効率化など、自社と市場との関係(接点)を構築する「インターネット・マーケティング」に関するニーズはますます高まっています。効果的なインターネット・マーケティングを実施できる人材になるべく網羅的に学ぶことができます。実務経験がある方も、自身の知識に偏りや抜けがないかを確認するためにぜひ取得を検討してみてください。
- 公式サイト:https://www.sikaku.gr.jp/nm/
マルチメディア検定 エキスパート
おすすめポイント
- 問われる内容は基本的な事項が多いので、初学者でも十分挑戦することができる
- 情報セキュリティや知的財産権など、昨今企業が重要視するトピックについても学べる
- 転職に際し、基本的なICTスキルを身に付けているとして一定の評価を得られる
- 概要・特徴
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マルチメディア検定は、ビジネスシーンで有用なマルチメディアやICTの知識を証明するための検定試験です。第一回試験が実施されたのは1996年で、20年以上の歴史を持つ試験になります。
マルチメディア検定で問われるのは、マルチメディア関連のデジタルコンテンツや情報技術の知識です。またビジネスや日常生活へマルチメディアを応用するスキルも試されます。
検定にはベーシックとエキスパートの2種類があります。ベーシックでは基本的な知識が問われるのに対して、エキスパートでは専門的な知識とその応用能力が試されます。
試験の想定職種は学生・ビジネスパーソンであり、マルチメディア関連の情報技術分野やコンテンツ制作を分野をはじめ、ビジネス全般に活用可能な資格となっています。
- 受験料
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ベーシック 5,600円(税込)
エキスパート 6,700円(税込)
- 転職に役立つ理由
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マルチメディア検定では、特定の分野にとらわれず、インターネットを通じていかに情報を届けるか、どのようなコミュニケーションをデザインするか、テキスト、画像だけでなく、サウンドや映像などの技術をいかに活かすかといった内容が学べます。
インターネット技術の基礎から学べるため、エンジニア向けの資格でもありますが、Webに関わる多くの方にとって有益な資格です。マルチメディア検定を取得することで、就職・転職やキャリアアップに劇的な好影響があるわけではありませんが、基本的なICTスキルを身に付けているとして一定の評価は得られます。特にマルチメディア関連の技術職やコンテンツ制作会社などへの就職・転職では、役に立つ資格と言えるでしょう。
- 公式サイト:https://www.cgarts.or.jp/v1/kentei/about/multimedia/index.html
Webライティング能力検定
おすすめポイント
- Webライター活動を進める上での実績になる
- テキストコミュニケーションが上達する
- 受験者紹介のアフィリエイトの額が上がる
- 概要・特徴
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Webライティング能力検定は、2012年からある、Webライティング関連の資格では最も歴史があります。デザインやシステムではなく、「コンテンツそのもの」への価値が高まってきた影響を経て注目が集まっています。ブログなどの記事コンテンツだけでなく、ECサイトの商品紹介、SNSなどWebライティングの機会はどんどん増えてきています。また、SEOの重要性が増しており、炎上問題も増える中、ついつい感覚で書いてしまいがちな文章を論理立てて各スキルは価値があります。
ライティングだけでなく、アクセスを集める方法やウェブ業界のトレンド、Webに関わる倫理・法律まで学べるため、オススメできる資格です。
- 受験料
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13,500円(税込)
- 転職に役立つ理由
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「Webに関わる一般常識」「Web(コピー・メール)ライティング」「日本語」「SEO」「法律」等、Webライターになるための基礎的スキルが身に付けられます。日本で最も歴史の古いWebライティング検定なことから、Webライティングの未経験者や初心者が一通り網羅的に勉強するのにおすすめの資格と言えます。ライティング知識だけでなく、SEOや法律の知識、炎上対策など、Web業界に携わっていなければ触れることのできない知識をわかりやすく学べます。
なお、似た名前の資格に、クラウドソーシング検定協会が実施する「Webライティング技能検定」というものがあり、こちらはWebライティングというよりも、クラウドソーシングを通じてライティング能力で収益を得る方法が中心になっています。名前は似ていますが、趣旨は全く異なるため注意してください。
- 公式サイト:https://xn--web-pi4be7e0holjd5279abzjl89cqqd.com/contents/kentei/
Webアナリスト検定
おすすめポイント
- Googleアナリティクスの使い方や知識を身に付けるのにうってつけの資格試験
- Webアナリストの求人数は増加傾向にある
- 5時間/1日で現場のノウハウを学べる
- 概要・特徴
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Webアナリスト検定は、Googleアナリティクスを中心としたアクセス解析を体系的に学べる資格です。Webアナリスト検定では、「Webアナリスト」を「複雑化したデジタルマーケティングの中、自社や顧客のWeb戦略を成果に導くための交通整理をおこなう人」と定義しています。アクセス解析関係の資格は数多くありますが、Webアナリスト検定では「リテンション」や「コミュニケーションプランニング」といった項目があります。ユーザー行動が複雑化し、様々なデバイス、プラットフォームでのコミュニケーションが活発化する中、こうした項目が用意されている検定は非常に価値があります。
- 受験料
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22,325円(税込)※別途公式テキストの購入が必要
(試験のみ):17,600円(税込)
- 転職に役立つ理由
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多くの企業が自社のWebサイトを持つようになった現代において、専門的な知識を活用して運営や改善のアドバイスが行える「Webアナリスト」に注目が集まっています。
将来的にもWebアナリストの存在は、事業内容にとらわれず多くの企業に必要とされるでしょう。Webアナリスト検定は、Webアナリストの専門知識を持つ人材であることを証明するだけでなく、Webアナリストになるための登竜門にもなっています。会社から資格手当や報奨金を貰える可能性もあり、資格取得過程そのものが自身の成長になることも期待できます。
- 公式サイト:https://www.jwa-org.jp/webanalyst/
IMA(Internet Marketing Analyst)検定 Professional
おすすめポイント
- Web広告のスタンダードは「Google広告」であるため
- Googleの認定代理店(GooglePartner)になるために必須
- オンライン上で24時間365日いつでも簡単に受験することが可能
- 概要・特徴
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IMA(Internet Marketing Analyst)検定も、ウェブ解析士やWebアナリスト検定と同じ、アクセス解析系の資格です。最大の特徴は、徹底して「実務・実践に活かせる」ことを目標としている点です。
Standardコースでは、サイト分析とリスティング広告の実践運用スキル、Professionalコースでは、集客プランの立案やスプリットラン(ABテスト)実施など、PDCAに基づいて成果を最大化させるスキルが学べます。
- 受験料
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19,800円(税込)
- 転職に役立つ理由
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IMA検定の勉強ではWebマーケティング全般の知識を習得できるとともに、サイト分析から広告運用についての知識を徹底的に学ぶことが可能となっており、どの分野でも活きる知識を学ぶことができます。カリキュラムは約2か月で実務スキルを取得できるように設定されており、アクセス解析⇒改善策レポート作成⇒実行という実務スキル全体を学ぶ内容となっています。受講者にはeラーニングの環境を用意され、全ての講座動画視聴や課題の作成がオンライン上で進めることができ、各自のペースで受講することができるため、働きながら隙間時間を活用して取得を目指せます。
- 公式サイト:http://ima-kentei.jp/
通信・通学講座など資格の学習方法をご紹介!
独学
書店などでテキストや過去問題集を購入し、独学で勉強する方法です。書籍代と受験料だけで良いため、費用を抑えながら資格取得を目指すことができます。
メリット
自分のペースで勉強を進められるため、仕事や家事、育児などとも両立しやすいメリットもあります。
デメリット
勉強につまづいても質問・相談できる環境がないため、難易度の高い資格ではペースが遅れてしまうかもしれません。また継続していくためには自分をしっかりと律する強い意思が必要です。
通信講座
資格によっては、通信講座が開講おり、通信講座ではあらかじめ必要なテキストや問題集が準備されているため、教材選びの手間を省くことができます。
メリット
・好きな時間・好きな場所で受けることができ、添削サービスや講師へ質問できたりと学習環境も整っているため、
効率良く勉強を進められる。
・通学時間や費用を抑えることができる。
デメリット
・独学同様、自分自身で学習スケジュールを立て、きちんと管理していく必要がある。
・過去問演習や答案練習などのアウトプット学習が不足しがち(講座による)。
通学講座
時間にゆとりのある方は、通学講座も検討してみてはいかがでしょうか。通学講座は、実際に講師から直接指導してもらえるため、難易度の高い資格でも安心して勉強を進められる点がおすすめです。
メリット
・実際に直接講師の指導により理解を深めやすく、質問や勉強方法の相談もできる。
・同じ目標を持つ仲間とも出会えるため、モチベーションも維持しやすい。
デメリット
・原則として決まった曜日、時間に出席しなければならない。
・費用が高額なため、転職の場合には当面の生活費も考慮する必要がある。
職業訓練(ハローワーク)
ハローワークの職業訓練では就職を目指す人向けに一定期間で必要なスキル・資格を身に付けられる講座を開いています。主には現在仕事を探している人(離職者)向けですが、失業保険もしくは給付金をを受給しながらで、費用を抑えて学ぶことができます。
メリット
・基本的に無料で受けられる(一部自己負担があるケースも)。
・給付金(失業手当、職業訓練受講手当)を受けられる。
・職業紹介・面接対策などの就職支援を受けられる。
デメリット
・選考に落ちる場合もある。
・就職に至るまで時間がかかる。
・同時に複数通うことはできない。
次のおすすめ講座ではオンラインで受講できる職業訓練校もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
転職のための資格取得におすすめの通信講座5選
ここでは転職のための資格取得におすすめの通信講座を5つ紹介します。
STUDYing(スタディング)
資格合格パートナー「スタディング」
https://studying.jp/
おすすめポイント
- 1講座の視聴時間は5分から30分程度と隙間時間に勉強しやすい
- オンライン完結なので場所を選ばず勉強ができる
- 学習量がデータ化されるのでモチベーションアップにつながる
- お得な合格応援キャンペーンが不定期に開催されている
スタディングは仕事の合間の資格勉強に特化したオンライン完結の通信講座です。忙しい人でも続けやすいように、徹底的に無駄を省いて、学習しやすい環境が整えられています。
試験に頻出されるテーマに絞った講義など分かりやすいコンテンツで構成されている点もおすすめです。
資格の種類は、難関資格はもちろんビジネスに役立つものから法律、金融、IT、医療などが用意されています。受講料が割引される合格応援キャンペーンが不定期に開催されているので、活用してお得に勉強を始めましょう。
学べる資格のジャンル
ビジネス・経営/法律/会計・金融/IT/ビジネススキル/医療
運営会社 KIYOラーニング株式会社
資格のキャリカレ
通信教育講座・資格のキャリカレ|キャリアカレッジジャパン
https://www.c-c-j.com/
おすすめポイント
- 全額返金保証サービス
- 2講義目無料サービス
- 8日以内返品補償
- キャリアコーディネートサポート
資格のキャリカレは45年にわたり医療・介護分野のプロフェッショナル人材を200万人以上送り出してきた実績があります。
教材到着後に対象となる試験に合格できなかった場合、受験料を全額返金する全額補償返金制度や8日以内であれば返金可能など安心のサービスがあります。
難関試験もノーリスクで受験することができたり、受講料は全額返金されるからとてもお得に学ぶことができます。
資格取得後に専属のキャリアコーディネータ―が希望を伺い、資格に合わせたベストな仕事を提案してくれたり、対象の検定試験に合格すると指定の2講座目が無料になるなど取得後のサポートも非常に充実しています。
学べる資格
心理学/カウンセラー/癒し・健康・ボディケア/フード・ドリンク/医療・福祉・保育/ビューティー・カラー/ビジネススキル/ペット・トリマー/ブライダル・ファッション/語学・語学教師/風水・占い/ペン字・実用/スペシャルコンテンツ
運営会社 株式会社キャリアカレッジジャパン
ヒューマンアカデミー「たのまな」
「たのまな」|ヒューマンアカデミー
https://www.tanomana.com/
おすすめポイント
- 13のカデコリと250の講座から選択可能リスト
- 質問無制限、質問・添削も延長可能
- 各種割引制度あり
- 講座終了後には修了証書発行
- 対象講座が5%~15%OFFのキャンペーン実施中 ※2023年3月現在
たのまなは、ヒューマンアカデミーが運営する通信講座です。
用意されている講座数は約250講座で、多種多様な資格・技術取得に対応しています。
講座終了後に受講証明書を発行してくれたり、質問無制限などサポート体制も充実など初めて学ぶ初学者の方でも気軽に始めやすい講座です。
学べる資格
動物・ペット/ネイル・ジェルネイル/デコ・アクセサリー/医療・調剤/心理・カウンセラー/癒し・キレイ/保育・介護/ビジネス資格/Web・パソコン/在宅ワーク/フード・食育/趣味・実用/語学
運営会社 ヒューマンアカデミー株式会社
LEC東京リーガルマインド
LEC東京リーガルマインド
https://online.lec-jp.com/top/CSfTop.jsp
おすすめポイント
- 講座の種類やコース設定、受講形態が豊富
- 法律系の資格に強みを持っている
- 士業の方向けの開業独立セミナーを定期的に行っている
- キャンペーン・割引サービスの種類が豊富
LEC東京リーガルマインドは、法律系の資格に強みを持っているのが特徴です。通学講座の他に、通信講座も幅広いラインナップを取り揃えています。
講座の種類が豊富で、コース設定・受講形態もとても豊富です。教材の一部は書籍として一般の書店でも販売されており、質の高さが伺えます。LECの通信は費用を抑えながらも質の高い講座を受けたいという方におすすめです。
学べる資格のジャンル
法律/福祉・医療法律/不動産
運営会社 株式会社東京リーガルマインド
DXアップ【職業訓練】
DXアップ
https://dxup.jp/
最後にハローワークの職業訓練からおすすめ講座を紹介します。DXアップの講座は職業訓練の中でも希少なWEBマーケティングやデザインのオンライン講座として人気です。
おすすめポイント
- WEBマーケティングやデザインを実践的に学べる
- 職業訓練では希少なオンライン講座
- 計画⇒実行⇒検証⇒改善の仕組みにより実践力を身につけるための独学支援
- 職業訓練でない場合も月額制かつ低価格
- 全員にパーソナライズされた個別カリキュラム&サポート
DXアップは、高額なスクールを超える価値を低価格で提供する超実践型・月額制のWEBマーケター養成サービスです。在宅ワークで安定収入を目指したい方、年収UPを狙いたい方、独立起業したい方におすすめです。現在注目されているWEBマーケター職への道を切り開きます。またDXアップはハローワークの職業訓練校として対象のeラーニング講座も提供していますので、失業保険や給付金を受給しながら、費用負担を最大限に抑えながら学ぶことも可能です。
学べる資格のジャンル
WEBマーケティング・広告関係/WEBデザイン
運営会社 株式会社COMPASS
転職におすすめの資格に関するよくある質問
- 通信講座とはどのように勉強を行うのか?
- おすすめの通信講座はありますか?
- おすすめの資格はありますか?
- 男性と女性でおすすめの資格に違いはありますか?
- 30代におすすめの資格はありますか?
- 職業訓練とはなんですか?
まとめ
今回は、これからの時代の転職に役立つおすすめ資格を紹介しました。
資格は転職活動時に自分の武器としてアピールできるため、希望の業界に関連性の高い資格があればぜひ取得しておくのがおすすめです。未経験からの新しい職種への挑戦の場合には足がかりとなり、背中を押してくれるでしょう。
また取得するために学んだ知識は今後の転職先や現在のお仕事のスキルアップにも役立ちます。
そして資格を取得するために費やした様々な努力は、あなたが自己成長を図れ、目標達成へ向けて邁進できる人材であることの確かな証明として、採用担当者へのアピールに繋がります。
ただし、やみくもに資格を取得するのは得策ではありません。
資格取得を最終ゴールとするのではなく、自分自身の将来とキャリアを考慮したうえで、本当に必要な資格なのかどうかを考えて取り組むことが肝要です。
また転職の際はお金と生活などの問題もあるため、ハローワークの職業訓練などもぜひ視野に入れてみてください。