30代になると、キャリアの転換を考える人々が増えてきます。新たな挑戦や成長のチャンスを追求するために、転職やキャリアアップの道を選ぶことは重要です。
本サイトでは、30代の方々が転職に成功し、理想のキャリアを築くために必要な資格に焦点を当てています。
さまざまな業界や職種における資格の紹介や取得の勉強方法などの情報を提供します。
あなたの可能性を広げ、スキルを磨くためのツールとして、このサイトがお役立ていただければ幸いです。
管理系・企画系職種で活かせる資格
基本的なPC技能や、経理、労務、人事の関連専門資格などがあります。下記以外では「中小企業診断士」「プロジェクトマネジメント・プロフェッショナル(PMP)」も経営やマネジメント知識の証明になるでしょう。
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
- 日商簿記
- 税理士(科目合格含む)
- MBA
- キャリアコンサルタント
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
Word、Excel、PowerPointなどの、操作スキルを証明する資格です。一般事務を始めとしたパソコンを扱うあらゆる業務において、基本的なスキルを持ち合わせていることの証明になります。
日商簿記
ビジネスの基本知識と言われるほど認知度の高い資格試験。経理や財務の仕事に必要な会計知識はもちろん、財務諸表を読む力や、基礎的な経営管理・分析のスキルが身につきます。経理や財務への転職で必要とされることが多く、2級以上の取得が望ましいです。
税理士(科目合格含む)
税理士は税務を行う国家資格で、日商簿記に加えて税理士免許もあれば、会計のスペシャリストとして評価されるでしょう。税理士法人、財務会計系のコンサル会社、事業会社の財務会計部門などでニーズの高い資格です。
MBA
資格ではなく、経営大学院の修士課程を修了すると授与される学位。経営に関する高い知識やスキルを証明するもので、外資系企業や事業会社の経営企画、経営コンサル会社などで活かせるでしょう。
キャリアコンサルタント
キャリアに関する課題や問題を相談者が自主的に解決できるように、カウンセリングを中心とした専門知識とスキルにより、支援を行う国家資格です。事業会社の人事のほか、大学や高校といった教育機関にも活躍の場があります。
営業職で活かせる資格
営業職の場合は顧客の問題解決に関する資格を取ると、実務や転職にも活かせる可能性があります。また、英語力が証明できれば海外営業へ選択肢が広がるでしょう。前出の「MOS」も、顧客へのプレゼンテーションスキルの向上に役立ちます。
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士(宅建)
- 不動産鑑定士
- ファイナンシャルプランニング技能士(FP)
- TOEIC
中小企業診断士
中小企業の経営課題を分析し、解決のためのアドバイスを行う国家資格です。経営コンサル会社はもちろん、人材業界や金融、保険などの営業でも専門的な知識が活用できるでしょう。
宅地建物取引士(宅建)
不動産売買や賃貸契約において、重要事項の説明ができる国家規格。不動産業では事業所ごとに有資格者が必須であり「宅建必須」「宅建優遇」という求人も多くあります。不動産、ハウスメーカー、ディベロッパーなどの業界で働くなら取得しておきたい資格です。
不動産鑑定士
地域の環境や条件を考慮して、不動産の有効利用を判定し、適正な地価を判断するための国家資格。不動産の鑑定評価は不動産鑑定士の独占業務であり、資格がないと行うことができません。鑑定法人やディベロッパー、金融機関などで活かせる資格です。
ファイナンシャルプランニング技能士(FP)
個人の収入や家族構成、資産といった情報から、住居や老後といったライフプランに必要な資金計画の提案をするための国家資格です。銀行、証券、保険などの金融系や、不動産の営業などで活用できる資格です。
TOEIC
国際化が進む現代において、英語が使えることはプラスαのスキルとして評価されます。TOEICは外資系企業だけでなく、海外事業を展開する企業などで活用されています。一般的に、採用時に評価される基準は600点以上です。
ITエンジニアで活かせる資格
ITエンジニアに関する資格は数多くありますが、転職においては実務経験が重視されることに変わりはありません。有資格者であることで、客観的な能力を示すことができます。
- 基本情報技術者試験
- シスコ技術者認定資格
- SAP認定コンサルタント
- 公認情報システム監査人(CISA)
- プロジェクトマネジメントプロフェッショナル(PMP)
基本情報技術者試験
ITに関する基本的な知識やスキルを認定する国家資格。IT業界で実務を行うための基礎知識を習得できるので、ソフトウェア開発企業やコンピューターメーカー、Web系情報処理企業などでは社員に受験させることの多い資格です。上位資格に「応用情報技術者」があり、ソフトウェア開発から管理、運営までの知識とスキルを持ち、IT基盤構築でも高いパフォーマンスを発揮できることの証明となります。
シスコ技術者認定資格
自社製品を使いこなす技術が一定水準以上であることを企業が認定する「ベンダー資格」のひとつ。シスコシステムズ社製品に関する知識・スキルを認定するもので、ネットワークエンジニアとしての技術力を有する証明として世界的に認められているものです。
SAP認定コンサルタント
ドイツの大手ソフトウェア企業・SAP社が認定するコンサルタントの認定制度。SAPシステムに関する専門知識を有し、システム導入に際して必要な知識とノウハウを持つことの証明になります。
公認情報システム監査人(CISA)
アメリカに本部がある国際的団体ISACAが認定する、情報システムの監査、セキュリティ、コントロールに関わる専門家のための資格。監査法人やコンサル会社、外資系企業や金融機関、事業会社の情報システム、内部監査部門などでも需要が増えています。
プロジェクトマネジメントプロフェッショナル(PMP)
PMI®(米国プロジェクトマネジメント協会)が主催するプロジェクトマネジメントに関する国際資格。さまざまな分野のマネジメント能力・専門知識を有していることを証明し、IT業界を始め、建設や製造など、幅広い業界・職種で活用できます。
効率良く資格取得を目指す!おすすめの通信講座
アガルートアカデミー
アガルートアカデミーはインターネットと配信講義、テキストを使用して学習する通信講座で、インターネット環境があればどこでも講義を受講することができます2015年に創設したばかりにもかかわらず、資格予備校の支持率・口コミ評価・サポート体制の3部門で1位を獲得した実力派。特に難関国家資格に強く、ずば抜けた合格実績があります。
フォーサイト
フォーサイトは充実した教材が強みで、難関国家資格で毎年全国平均を大きく上回っている通信講座です。2021年度の行政書士の合格率は全国平均の3.4倍、宅建は全国平均の4.63倍を誇ります。
eラーニングを用いた学習スタイルで、テキストや講義をダウンロードし放題。豊富な問題演習機能も搭載しています。講義動画はテキストと連動しており、理解をより深めるのにぴったりです。
生涯学習のユーキャン
ユーキャンは、ビジネスで役立つ資格から趣味を楽しむ資格まで、バラエティ豊かなラインナップを展開する通信講座です。
受講生専用サービス「学びオンラインプラス」では、試験攻略のポイントや問題の解き方を動画で紹介。WEBテストも用意されており、ちょっとしたスキマ時間でも学習できます。
職業訓練
職業訓練とは、再就職のために必要な知識やスキルを身につけるための公的な就職支援制度のことです。職業訓練は基本的に無料で受講することができます(長期コースについては受講料が発生することがあります)。ただし、受講費以外のテキスト代や試験の受験料などは自己負担となります。
いずれにしても、民間のスクールなどに自費で通う場合に比べて、かなり費用を抑えてスキルアップを目指すことができます。
まとめ
キャリアアップや再就職などにチャレンジする30代におすすめの資格や選び方、おすすめの通信講座などを紹介しました。
通信講座はそれぞれ料金や特徴が異なるので、いくつかの講座を比較し、自身の理想のキャリアやライフステージにぴったりの資格を見つけてみてくださいね。