プロ直伝!転職・スキルアップに役立つWebマーケティング資格8選

Webマーケティング職への転職に興味があるけど、

「未経験からWebマーケティングに転職するのに資格が必要か知りたい」

「どのようにWebマーケティング資格の勉強をすればよいか知りたい」

「Webマーケティングの資格の種類や受講方法・受講金額が知りたい」

このようなお悩みはありませんか?

本記事では、Webマーケティングの仕事内容からはじめ、
Webマーケティングの資格の必要性、
分野毎のおすすめのwebマーケティング資格 、
Webマーケティング資格のおすすめの勉強方法を現役のWebマーケターが紹介いたします!

目次

Webマーケティングの仕事とは?

マーケティングとは、世の中のニーズを探り、 それを満たす商品やサービスを提供するためのあらゆる活動の総称です。 中でも、Webを利用してマーケティングを行う仕事をWebマーケティングといいます。

仕事内容は、市場や顧客のニーズ分析、商品やサービスの企画・ 開発、販売促進、広告・宣伝など多岐に渡ります。

Webマーケティング担当者の主な仕事内容

Webマーケティングの具体的な手法として、

等があります。

Webマーケティング担当者の仕事のやりがい

Webマーケティングでは、日々の取り組みによる数字の変化も明らかになるので、 仕事の成果を実感しやすく

やりがいを感じる人が多いです。

また、仕事を通してWebに関する知識やスキルが身につくことによりビジネスパーソンとして成長でき、

キャリアアップの選択肢を 広げやすいことも大きなやりがいになります。

Webマーケティング担当者に向いている人とは?

Webマーケティングに向いている人は、

①データ分析をすることが好きな人

②トレンドやニュースといった社会の変化に敏感な人

③本を読んだり、セミナーに参加したりと、継続的に学習ができる人

等が挙げられます。

また、数字に慣れる意味でもWebマーケティング未経験者は、今からでも数値ベースでの

仮説検証実績を身に着けていくことが おすすめです。

Webマーケティング担当者に必要な3つのスキル

次にWebマーケティング担当者に必要だと思う3つのスキルをご紹介します!

①仮説力

Webマーケターは顧客から直接的に悩みやニーズを聞くことができないため、

顧客が抱える課題を「仮設定」していく必要があります。

「仮説力」をつけるには、根拠となる情報や正しい数字、事実情報が

必要なため「調査・分析力」を身につける必要があります。

②企画力

仮説に基づき、実際に何をするのか企画を立てる力も必要です。

仮説に合わせて、商品コンセプトやページ上での見せ方を 見直したり、改善策を立てるのが企画です。

企画では、情報を分析したりフレームワークを駆使して、 実現可能なものを作る必要がある。

③実行力

立てた仮説に基づいて企画を立てたら、次はそれを実行に移していきます。

Webマーケターは、仮説と企画、実行までがワンセットになります。

成果を追い求め、推進していく実行力こそWebマーケターに求められる力なのです。

「実行力」を鍛えるには、サービスやツールを使ってWebマーケティング 施策を

実行する「運用力」が求められます。

転職・スキルアップにWebマーケティングの資格は必要?

必須の資格はない 

Webマーケティングになるのに必須の資格はありません。  

実際に業務にあたっている人は資格取得に時間をかけるより、

手を動かして実務経験を積むほうが有意義であるという意見もあります。  

しかし、資格をもっていると知識や技術の証明が出来るので就職先や取引先の信頼関係に繋がるという

利点もあります。

Webマーケティングの資格を取得するメリット

具体的に資格を取るメリット5つご紹介します。

①Webマーケティングに詳しくなれる

資格勉強をすることでWebマーケティングの知識を身に付けることが出来ます。

②実務に活かせてキャリアアップができる

身に着けた知識をそのまま業務に反映出来るのでキャリアアップが目指せます。

③転職などでやる気をアピールできる

具体的にやりたい仕事に関連する資格を取ることで相手に熱意を伝えることが出来ます。

④就職先や取引先で自身のスキルを証明できる

資格を持っていることで出来ることが相手にも伝わるため信頼感を与えられます。

⑤目標を設定しやすくなりスキルアップに繋がる

資格勉強をすることで目標が明確化され、結果としてスキル向上に繋がります。

Webマーケティングの資格を取得するデメリット

メリットしかないように感じる資格取得ですが、ここでは敢えてデメリットについても説明します。

資格を取るデメリット2つ

①必要性のない資格まで取ってしまう

目標を明確にして取る資格は良いのですが、「何となく」で本来取る必要のない資格の勉強に

時間を使ってしまう可能性があります。

②費用がかさむ

資格の中には受験料が高額になるものもあるので、資格があればあるだけ良いと

思い受験すると費用がかさんでしまいます。

Webマーケティングの資格はたくさんあるので 自分にあったものを選ぶことが大切です。

Webマーケティングの国家資格はある?

webマーケティング資格に国家資格はなく、いずれも民間資格になります。

仮説力(分析力)を身に着けるためのWebマーケティング資格4選

①ウェブ解析士

ウェブ解析士とは、Webのアクセス解析の知識、データ分析などの スキルアップを目的とした資格です。

Webマーケティングの実務に近い形で学べて、仕事に役立てることが出来ます。  

肩書きとして使えるので資格としての価値も高く、Webマーケティングの副業でも活かせすことが出来ます。

受験料:22000円~33000円(税込)で講義形式(オンライン可)での受講になります

②統計検定

統計検定とは、統計に関する知識や基礎応用などの活用を目的とした検定です。

知識と活用力を問う試験の2つに分かれています。

データの解析に特化しているため、大量のデータを見て 解釈を加えたり、指示を出すのに役立ちます。  

受験料:3500円~7000円(税込)で試験会場での受験になります

③ウェブアナリスト検定

ウェブアナリスト検定は、Google Analyticsを用いた アクセス解析や、

Web解析に必要な知識の習熟を目的とした検定です。

WEBマーケティングの専門用語の意味を問う問題が出ます。

データ解析の知識をつけるのに役立ちます。

受験料:16,000円~240,00円(税込)で試験会場またはオンライン受験が選択できます

④ネットマーケティング検定

ネットマーケティングとは、Webサイトを活用した認知度の向上、

市場調査やマーケティングリサーチ、SEOやSEMの実施、商品の販売、

会員向けサイトの構築など、インターネットを企業のマーケティングツールとして活用すること等を指します。

ネットマーケティング検定は、これらWebマーケターが仕事を進めるうえで 不可欠な知識やスキルを体系的に、

しかも短期間で学習できる本格的な検定になります。

受験料:6,000円(税込)でオンライン受験になります

企画力を身に着けるためのWebマーケティング資格は?

Webマーケティングで求められるスキル「企画力」を鍛えるには、

マーケティングのフレームワークの理解が必要です。

企画力を鍛えるための資格はない

事業のビジネスモデルやサービス業態によって企画の考え方が変わるため、

汎用的な学習方法がありません

フレームワークへの理解を鍛えるには?

最初は本やWeb記事などに目を通し、フレームワークの基礎を理解することも大切です。

しかし、ビジネスの現場でフレームワークを使いこなすためには、

まず実際にフレームワークを用いて課題解決に挑み、

フレームワークを通した思考の経験を積むことが欠かせません

そのため未経験者は、フレームワークを用いたWebマーケティングの経験が豊富な専門家から

事例や実践法を学ぶのもスキルを身に付けるのにおすすめです。

実行力を身に着けるためのWebマーケティング資格4選

Webマーケティングで求められるスキル「実行力」を鍛えるには、「運用力」が必要です。

運用力とは、サービスやツールを使ってWebマーケティング施策を実行するのに必要な力です。

ここでは実行力を鍛えられる資格をご紹介します。

①Google広告認定資格

Google広告認定資格とは、Googleの広告メニューであるAdwords(アドワーズ)の習熟度を認定する資格です。

Adwords(アドワーズ)Googleが提供するインターネット広告の総称になります。  

Webマーケティングの広告運用に役立つため、運用スキルを身につけたい方におすすめです。  

受験料:無料、1日に1回インターネットで受験可能です。

②Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ)とは、Googleアナリティクスの 知識習熟度を認定する資格です。  

Webマーケティングのデータ分析に役立つため実務スキルを身につけたい方におすすめです。  

受験料:無料、1日に1回インターネットで受験可能です。

③マーケティング・ビジネス実務検定

マーケティング・ビジネス実務検定とは、幅広いマーケティング知識の習熟度を認定する検定です。

マーケティングの知識から実務まで学べるため、Webマーケティングを仕事で活かしたい、

副業してみたい方におすすめの資格になります。  

受験料:5700円~18400円(税抜)、インターネットで受験になります。

④IMA検定

IMA検定とは、現場で必要なスキルやノウハウを学び、実務能力計測を目的にした検定です。

データ分析や課題抽出が学べるため、Webマーケティングを仕事に活かしたい、

副業してみたい方におすすめになります。

受験料:18000円~25000円(税抜)、Webテスト形式です。

Webマーケティング資格の勉強方法5選

①本で学ぶ

本は基本的な知識や専門用語、理論、事例について勉強する時におすすめです。

自分のレベルにあわせて本を選べるし費用を抑えながら、自分のペースで学習できます。

②Web動画で学ぶ

マーケティングの最新情報を勉強したい時はWeb動画がおすすめです。

YouTubeをはじめ、社会人向け動画学習サービスも多数あり、

費用を抑えてマーケティングの勉強が可能です。

③Webサイトで学ぶ

マーケティングの勉強をじっくりと丁寧に進めたい場合はWebサイトが適しています

一つのテーマに関する記事やコラムを読み進めることで理解を深められる点が特徴です。

また、Web動画と同様に最新情報をキャッチできることもメリットの1つです。

しかし、独学で学ぶだけでは難しいこともあります。

そういった時には、スクールや職業訓練を利用するのも有効になります。

④マーケティングスクールで学ぶ

マーケティングの有識者(プロ)から直接指導を受けたい場合は、オフラインのマーケティングスクール・

自宅や外出先でも講師から指導を受けたい場合は、オンラインのマーケティングスクールがおすすめです。

しかし、受講料が高くなる可能性があるため十分な比較検討をする必要があります。

⑤職業訓練で学ぶ

費用をおさえたうえで、Webマーケティングを学ぶには職業訓練がおすすめです。

職業訓練では基本受講料が無料なのが最大の魅力だと思います。

訓練校によってはテキスト代が自費でかかることもありますが、

webスクールに比べれば、費用をおさえられることが出来ます。

ただし、受講条件もあるため、詳しくは次に解説します。

職業訓練の受講条件とオフライン・オンライン形式の違いについて

職業訓練を受講出来る条件は?

求職者支援訓練の受講条件は、

①雇用保険の失業等給付を受給できない求職者である。

②職業訓練の受講などの就職支援を行う必要があると ハローワーク所長が認める者。

になります。

公共職業訓練を受けられる条件は、以下4つの条件をすべて満たしている人です。

①失業保険の給付期間が1/3以上残っている。(自己都合退職の場合)

②ハローワークから、職業訓練が必要と認められている。

③過去1年に退校処分を受けていない。

④以前の公共職業訓練終了から、1年以上経過している 。(過去に公共職業訓練を受けた人の場合)

自分が受講条件に一致しているか分からなければ近くのハローワークに確認しましょう!

オフライン(通学)形式職業訓練のメリット・デメリットとは?

通学形式の職業訓練のメリット

①仲間が出来る

同じ志を持って学ぶ中で仲間が出来るので、モチベーションを高めあうことが出来ます。

②先生や講師と実際にあって授業が受けられる

対面なので分からないことがあればその場ですぐに質問出来るので、つまずきにくいのがメリットです。

③生活リズムが崩れにくい

決められた時間に通うので、生活リズムが崩れにくく再就職時にもスムーズです。

通学形式のデメリット

①教室が遠いと通えない

自分の学びたい内容の訓練を実施している訓練校が近くにないと通えないというデメリットがあります。

②ライフスタイルによっては選べない

子育てや介護等ライフスタイルによって、決められた時間で動くことが出来ないと

通学式訓練を選ぶのは難しい場合があります。

オンライン(eラーニング)形式の職業訓練のメリット・デメリットとは?

オンライン(eラーニング)のメリット

①どこに住んでいても受けられる

オンラインだと住所と訓練校の場所が遠くても受講が出来ます。

②好きな時間に学習を進められる

自分のリズムで学習が出来るのでライフスタイルと両立しやすいのが特徴です。

③通学の時間がかからない

通学に時間をかけずに済むので負担が少ないのも嬉しいですね。

オンライン(eラーニング)のデメリット

①分からないことをその場で聞けない

動画視聴等で分からないところが出てもすぐに質問出来ないので、内容によっては

手が止まってしまう可能性があります。

②通信環境の不具合などがおこる

Zoom等でやりとりをしている時に、通信環境の関係で声が聞こえにくくなってしまう等の

トラブルにあう可能性や動画が止まってしまう可能性があります。

③モチベーションが低下してしまう可能性がある

オンライン訓練では他の訓練生の学習の様子が分かりにくいため、

モチベーションが下がってしまう可能性があります。

Webマーケティング資格を学ぶのにおすすめの職業訓練校4選!

職業訓練

Webマーケティングを学ぶのにおすすめの職業訓練校をご紹介します。

①後藤企画

後藤企画は、東京都新宿区にある職業訓練校です。

訓練期間は開講コースになりますが、4か月から6カ月が目安です。

後藤企画では、Google Analytics 資格全員合格の実績があります。

受講費用は教科書代16,500円(税込)、オンライン訓練受講にかかる通信費用実費がかかります。

授業はオンラインが6割・通学での授業が4割になっているので、

都内近郊に住んでいてオンライン授業だけでは不安な方におすすめです!

②インタープランITスクール

インタープランITスクールは、東京都新宿区にある「求職者支援訓練」の運営校です。

訓練期間はおよそ6カ月(5カ月17日)が目安です。

Webマーケティングコースは昼間の部と夜間の部があり、昼間の部の訓練時間は

9:00~14:30、夜間の部の訓練時間は16:00~21:00になり、訓練のおよそ8割はオンラインによるものです。

受講費用は教科書代14,200円(税込)、オンライン訓練受講にかかる通信費用実費がかかります。

関東近郊在住で、オンラインを中心に学びたいが、直接講師と対面でも教わりたい方におすすめです!

③クリーク・アンド・リバー社PEC

クリーク・アンド・リバー社PECは、東京都 港区新橋にある職業訓練校です。

人材ビジネス企業が運営母体なので、就職後の仕事内容をイメージしやすいのが特徴です。

受講期間は6ヵ月間で、オンライン8割、通学が2割です。

受講費用は教科書代20,000円(税込)、オンライン訓練受講にかかる通信費用実費がかかります。

関東近郊在住で、Webスキルの学習だけでなく就職支援をしっかり受けたい方におすすめです!

④DXUP職業訓練

DXUP職業訓練は全授業完全オンラインの職業訓練で北海道コースや千葉コースなどの

コースがあります。どのコースも全国から応募出来るのが特徴です。

訓練期間は6カ月で、授業は専門のLMSを使用するためテキスト代0円で、

オンライン訓練受講にかかる通信費用実費のみの負担というのも嬉しいですね。

完全オンラインのため、地方在住者や子育てや介護などの関係で特定の

時間の通学が難しい方でも参加出来ます。

課題も実務に沿ったものになっているので、実践的に学びたい方にもおすすめです!  

まとめ

未経験からWebマーケティングに転職するのに必須な資格はありません。しかし、取得することによってやる気のアピールやスキルの証明になるので身に着けたいスキルから挑戦してみると良いと思います。

また、資格の取得やWebマーケティングスキルを学ぶならプロに直接質問出来る環境があった方が理解が深まるのでおすすめです!

費用や自分の学びたいことにあったスクールや職業訓練を選びましょう。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次