058711【30代必見】転職に役立つおすすめ資格!職種選びのポイントも解説

この記事は、確実な転職やキャリアアップを希望されている方へおすすすめの記事です。
転職や資格の習得を考えた際、どの資格がどの職種に有効か、自分に合う職種は何か、見極めるのは難しいですよね。この記事では、転職に有利とされている最新のおすすめ資格をご紹介します。資格選びのポイント・職種選びのポイント・資格の習得までの道のりも解説します。資格習得だけでなく、自身のキャリアプランを考えるための参考にしてみてください。

目次

資格は必要?資格を取得するメリット

転職時の書類選考や面接の際にアピールポイントとして役立つ

  • 転職先の業界に関連性の高い資格であれば、即戦力として活躍できる可能性もあります。

応募できる求人の幅が広がる

  • 企業からのニーズが高い仕事に必要な資格を有していれば、応募できる求人の幅が広がります。
  • 希少性が高い資格を有している場合、応募の段階からライバルが少ない状況で選考を進められるため、
    内定の確率が上がることも期待できます。

年収アップが狙える

  • 企業によっては資格手当を支給してくれるところもあります。そもそも希少性が高い資格を取得していれば、
    それを武器として労働条件交渉を進めることもできるからです。

【2023年最新】転職に役立つおすすめ資格10選

日商簿記検定

日本商工会議所および各地商工会議所が実施している検定試験で、日々の経営活動を記録・計算・整理して、経営成績と財政状態を明らかにする技能を証明する資格です。3級は基本的な商業簿記のみですが、2級には工業簿記も試験範囲に含まれるため、難易度がアップします


おすすめ
理由
主に会計士や税理士を目指す人が取得する資格ですが、会計知識や財務諸表を読む能力を身に付けると自社・顧客の経営状況を把握することができます。経理職はもちろん、すべてのビジネスパーソンに役立つ資格です。履歴書に記載する場合は、2級以上が即戦力としてアピールできるでしょう。
勉強時間初心者の場合…300時間程度
簿記3級取得者の場合…250時間程度
合格率20%程度
受験料4,720円(税込)

社会保険労務士

人事や労務、社会保険に関する専門知識を持っていることを証明する国家資格です。社会保険労務士は扱う知識が幅広く、合格率も非常に低い難関試験です。また、受験資格として「学歴」「実務経験」「その他の国家資格」のいずれか1つを満たしている必要があります。


おすすめ
理由
社会保険労務士の資格を保有していると、就業規則の作成や見直し、賃金制度の構築、社会保険の手続きなど、労務管理のエキスパートとしての業務を担うことができます。資格を保有しているだけで重宝され、独立して事務所を持つことも可能なので、キャリアの幅を広げるためにも有用な資格といえます。
勉強時間1,000時間
合格率6%程度
受験料1万5000円(非課税)

宅地建物取引士

人事や労務、社会保険に関する専門知識を持っていることを証明する国家資格です。社会保険労務士は扱う知識が幅広く、合格率も非常に低い難関試験です。また、受験資格として「学歴」「実務経験」「その他の国家資格」のいずれか1つを満たしている必要があります。


おすすめ
理由
不動産業界関連への就職や転職には特に大きなメリットとなります。また、それ以外にも建築業界、金融業界などへの就職・転職活動でも有利になることがあります。資格を持つことで、社会的に一定水準以上の知識を有することを証明することができ、独立開業やキャリアアップにもつながります。
勉強時間初めて宅建について勉強する場合 500時間ほど
平均 200時間から300時間ほど
合格率15~18%
受験料8200円(予定)

ファイナンシャルプランナー技能試験

資産に応じた貯蓄・投資等のプラン立案・相談の技能を認定する資格です。試験は大きく6つの科目で構成されており、ライフプランニングおよび資金計画、リスク管理、金融資産運用、タックスプランニング、不動産運用、相続・事業承継などのテーマから、学科試験と実技試験が実施されます。


おすすめ
理由
金融・証券・保険会社において取得を推奨される資格であり、一般企業の経理や総務などでも能力を発揮できるでしょう。
自社の資産・資金を上手に運用してくれる人材が欲しい企業にとっては魅力的な資格といえます。
勉強時間初心者の場合…300時間程度
FP3級保有者の場合…200時間程度
合格率学科試験…40~50%程度、実技試験…50~60%程度
受験料学科試験…4,200円、実技試験…4,500円

中小企業診断士

経営コンサルタントを認定する唯一の国家資格です。企業の経営に関する知識を横断的に身に付けていることを証明できます。試験は1次試験、2次(筆記・口述)試験、実務補習・実務従事の3段階が用意されています。


おすすめ
理由
業種・職種を問わず重宝される資格といえますが、特に金融業やコンサルティング業で有利に働くでしょう。
上記業種以外でも、ビジネスで役立つ幅広い知識を有していることの証明となるうえ、難易度の高い資格を取得したことに対して一目置かれる資格です。
勉強時間1,000時間程度(1次・2次試験合わせて)
合格率1次試験…30%程度、2次試験…20%程度
受験料1次試験…14,500円(税込)、2次試験…17,800円(税込)

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS検定)

マイクロソフト オフィス製品のWord、ExcelPowerPoint、Access、Outlookなどの利用スキルを証明する資格です。受験方法は「全国一斉試験」と「随時試験」2種類があり、受験資格は特になく、誰でも受験が可能です。


おすすめ
理由
多くの企業でIT化が進み、業務のなかでマイクロソフト オフィス製品を利用する機会が増えています。業務上でWordやExcelを使用する人にとっては必須ともいえる資格です。なお、この資格を保有していることで、企画書や予算表の作成など、事務的な業務を問題なくこなせるとアピールできます。
勉強時間一般レベル:初心者の場合…80時間程度、経験者の場合…20時間程度
上級レベル:初心者の場合…100時間程度、経験者の場合…50時間程度
合格率非公開
受験料一般レベル(スペシャリスト/アソシエイト):10,780円(税込)
上級レベル(エキスパート):12,980円(税込)

ITパスポート

経済産業省が認定する国家資格で、ITに関する基礎的な知識を証明できます。IT関連のセキュリティ、ネットワーク、プロジェクト・マネジメントといった知識のほか、経営戦略やマーケティング、財務、法務といった経営全般にわたる幅広い知識を身に付けることが可能です。


おすすめ
理由
今やどの業種においてもIT関連の知識は必須ともいえるので、転職の際に資格を持っていればプラス要素となることが多いです。国家公務員の採用では、面接時に合格確認を行う省庁もあります。比較的合格率が高いため、
「何か資格を取りたい」という場合にも目指しやすい資格です。
勉強時間IT知識が全くない場合…150時間程度
ある程度IT知識がある場合…100時間程度
合格率50%程度
受験料7,500円(税込)

マーケティング検定

マーケティングの知識を測定する試験です。マーケティングはビジネスを成功させるために必須のツールであり、試験を通してマーケティングの概念を学習することで、業種業界を超えて通用するビジネススキルを習得することができます。マーケティング検定の資格取得は、現代社会に必要なマーケティングスキルを身につけるために役立ちます。


おすすめ
理由
多くのマーケティング関連の資格の中でも知名度が高いため、持っていて損はないでしょう。知名度が高い資格は就職活動や転職活動でもアピールポイントに繋がるので、ぜひとも取得したい資格でもあります。
勉強時間20〜40時間程度は必要
合格率1級 20.4%
2級、3級は公式参考書と問題集で合格可能
受験料1級 14,850円(税込)
2級 9,460円(税込)
3級 6,600円(税込)

ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定とは、Webサイト制作に必要なウェブデザインやシステム構築などの知識や技能、実務能力を問う試験です。 特定非営利活動法人「インターネットスキル認定普及協会」によって実施されており、Web業界唯一の国家検定でもあります


おすすめ
理由
ウェブデザイン技能検定を受検するメリットとして、未経験からWebデザイナーに就職・転職する際に採用担当者に意欲やスキルをアピールできる点、既にWebデザイン業務に従事する方であれば自分のスキルの把握や昇進に活かせる点が挙げられます。
勉強時間30時間から90時間程度
合格率1級 10~30%
2級 30~40%   
3級 60~70%
受験料1級 学科 8,000円 / 実技 25,000円 (実技はペーパー実技含む)
2級 学科 7,000円 / 実技 16,000円 または7,000円(25歳未満の在職者)
3級 学科 6,000円 / 実技 8,000円  または3,000円(25歳未満の在職者)

TOEIC

英語コミュニケーション能力を証明する世界共通の試験です。合否ではなくスコアとして結果が出るので、現在時点の英語力を正確に把握することができます。英語の「読み」「書き」が最低限こなせることを証明するには600点以上、英語力をアピールするには700点以上のスコアを獲得する必要があるでしょう。


おすすめ
理由
TOEICは、英語力を証明する試験としてTOEFLと同様知名度が高い試験です。英語を必要としている企業であれば、TOEICで高得点を獲得していることは大きなアピールポイントになります。グローバルな企業など、会社選びの幅も広がります。
勉強時間現在350点の場合…900時間程度
現在450点の場合…700時間程度
現在550点の場合…500時間程度
合格率580~600程度(最高990)
受験料7,810円(税込)

【30代】資格選びのポイントと職種選びのポイント

自分が経験してきた業務に関する資格を取得する

ゼロベースの状態から難易度や希少性の高い資格の取得を目指すよりも、自分が経験してきた業務に関する資格を取得することをおすすめします。自身のキャリアと資格を掛け合わせることで自分の市場価値を高めることができ、年収アップを狙うことができます。

未経験の業種に転職するなら、即戦力をアピールできる資格を選ぶ

ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引⼠・簿記・販売士など、そのまま業務に活かせる資格なら、アピールになるのはもちろん、転職後も役に立ちます。

資格習得だけでなく技術を習得して転職につなげる

資格習得に目が行きがちですが、大切なのは実用できる技術。とくにHTMLやCADを使う業務やWebデザイナーなどのクリエィティブな職種は、資格だけでなく技術を磨くことも重要です。

【資格を確実に習得】おすすめの通信・通学講座や学習方法

独学

書店などでテキストや過去問題集を購入し、独学で勉強する方法です。書籍代と受験料だけで良いため、費用を抑えながら資格取得を目指すことができます。


利点
自分のペースで勉強を進められるため、仕事や家事、育児どとも両立しやすいメリットもあります。ただし、勉強につまづいても質問・相談できる環境がないため、難易度の高い資格ではペースが遅れてしまうかもしれません。モチベーションを維持することが大切です。

学習の流れ
テキスト・問題集で勉強し習得試験を受験します。
動画配信サイトやインターネットの質問サイトなどをうまく活用した学習もおすすめです。
学習期間自主学習になるので、はじめに学習期間を定め、受験日を設定をするといいでしょう。
費用書籍代、受験料

通信講座

資格によっては、通信講座が開講されているものもあります。通信講座ではあらかじめ必要なテキストや問題集が準備されているため、教材選びの手間を省くことができます。


利点
添削サービスを受けたり講師へ質問できたりと学習環境も整っているため、効率良く勉強を進められるでしょう。民間資格の場合は複数の会社が講座を開催しており、費用や学習期間の目安が異なる場合があります。

学習の流れ
目的の資格に特化したコースや講座を選択し、テキスト・動画で勉強します。
模擬テストを行いながら、最終的に資格取得試験を受験します。
学習期間資格や提供会社によって異なります。その中でも最短コース・ロングコースなど学習期間の選択可能な講座もあります。
費用中小企業診断士の場合:約 ¥40000~、 ITパスポートの場合:約 ¥8000~
同じ資格でも提供会社によって様々です。

通学講座

時間にゆとりのある人は、通学講座も検討してみてはいかがでしょうか。通学講座は、実際に講師から直接指導してもらえるため、難易度の高い資格でも安心して勉強を進められるのがメリットです。


利点
講師からの指導があり、同じ目標を持つ仲間とも出会えるため、モチベーションも維持しやすいでしょう。
ただし、独学や通信講座と比較すると費用が高額になるため、当面の生活費も考慮しながら申し込みを検討することが大切です。

学習の流れ
目的の資格に特化したコースや講座を選択し、講義・テキスト・動画で勉強します。
模擬テストを行いながら、最終的に資格取得試験を受験します。就職サポートをしてくれる講座が多く、履歴書やポートフォリオも添削も可能な場合もあります。
学習期間資格や提供会社によって異なります。その中でも最短コース・ロングコースなど学習期間の選択可能な講座もあります。
費用Webデザイナーの場合:約 ¥550,000~
同じ資格でも提供会社によって様々です。

職業訓練・求職者支援制度を使う

職場退職後、まとまった時間が作れる方や集中して専門分野の勉強や資格習得を目指したい方は、職業訓練校という選択肢もあります。資格習得よりも知識や技術を身に付けたい方におすすめです。


利点
国の支援制度なので、給付金(約10万円/月)を受給しながら受講でき、受講の費用も無料です。
職業訓練は様々な会社が講座を提供しており、e-ラーニング(通信)や通学などの選択が可能です。雇用保険に入っている場合は受講できないので、退職後からの受講になります。講座によっては、倍率が高く入校できない場合もあります。

学習の流れ
退職後、ハローワークに行き、目的の職業訓練校に申し込みをします。訓練受講が受理されたのち受講が開始されます。講義やテキスト・動画を見ながら専門知識や技術を習得します。資格試験は任意なので、資格を取得したい場合は学習と並行して目標設定し、受験する必要があります。
学習期間講座によって異なりますが、3ヶ月から6ヶ月など比較的長めです。同様の講座が様々あるので、自分の希望に合う期間の受講を選択しましょう。
費用講座無料、テキスト代、資格受験料は自己負担

おすすめの職業訓練校

\ Webマーケティング・デザイン /

まとめ

転職活動を有利に行うために、資格取得は有効です。
しかし資格習得は転職のゴールではありません。自身の今後のキャリアをしっかり考えることが何よりも大切です。その上で、キャリアを確実に築くため、必要なことは何か、足りないものは何かを考え、必要であれば資格を習得して自身のキャリアアップに活かしましょう。

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